どうやって空気を売るというのか?―アメリカインディアンのスピーチ

どうやって空気を売るというのか?―アメリカインディアンのスピーチ

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  • サイズ B5判/ページ数 1冊(頁/高さ 19X27cm
  • 商品コード 9784880082004
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0714

内容説明

1492年、コロンブスがその大陸にやってきた。ヨーロッパから来た人びとは、そこをアメリカ大陸と呼び、そこに暮していた人びとは「インディアン」と呼ばれた。以来、アメリカインディアンは「土地を売って欲しい」と要求され続け、「土地は売ることができない」と答え続けた。その結果、法律と軍隊とで脅かされ、挑発され、武力によってその土地を追われている。彼らはすぐれた語りの文化を持っており、折にふれスピーチした。要求された土地を、母なる大地、売り買いするものではないと語った。当時、これら美しい言葉のもつ本当の意味は理解されなかった。これは今から100年以上前、合衆国政府役人になされたスピーチのひとつである。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けん

4
★3.02023/09/27

侃侃

1
所有の概念をインディアンは持ち合わせていない。私達が自分の周りの空気を自分のものと思わないように、彼らは土地を商品としてみない。 長編小説よりもこの本のようにシンプルな言葉の方が心にしみる。自分の経験したことだけを口にしてきた方たちの言葉だ。2012/03/01

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