太鼓歌に耳をかせ―カリブの港町の「黒人」文化運動とベネズエラ民主政治

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太鼓歌に耳をかせ―カリブの港町の「黒人」文化運動とベネズエラ民主政治

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  • サイズ B6判/ページ数 574p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784879842374
  • NDC分類 302.613
  • Cコード C0036

出版社内容情報

1980年代から現在にかけての南米ベネズエラ。「川むこう」と呼ばれた街の「ならずもの」たちが、荒ぶる太鼓のビートにのって文化運動をはじめた……都市下層(バリオ)で起こった文化-政治-経済運動を担い手である住民の視線から、そしてチャベス政権へと併呑される歴史・政治状況のただなかから響きとともに描き出す。

内容説明

80年代から現在にかけて南米の都市下層で起こった文化‐政治‐経済運動を、担い手である住民の視線から、そしてチャベス政権へと併呑される歴史・政治状況のただなかから響きとともに描き出す。

目次

ベネズエラの「黒人」―その捉えにくい表象と境界
民族誌的背景
太鼓歌へのまなざし
復興という名の文化創造
内省する祭り仲間
文化復興の思想
血、太鼓歌、自己実現
「石油国家」の近代化とベネズエラ型民主主義
民衆文化と新左翼―国民アイデンティティ救済思想
サンミジャン文化運動の群像―文化と政治を結んだ人びと
二つの事件
「真実」を暴く儀礼
周縁における民主主義とアイデンティティ構築

著者等紹介

石橋純[イシバシジュン]
1962年、東京生まれ。1985年、東京外国語大学スペイン語学科卒業。1997年までソニー株式会社に勤務(のべ8年間ベネズエラ法人駐在。家電製品のマーケティングを担当)。並行して、月刊『ラティーナ』等に紀行文と音楽評論を発表。1998年、東京外国語大学地域文化研究科博士前期課程修了、2000年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(博士、学術)。宇都宮大学教員を経て2003年より東京大学教養学部/大学院総合文化研究科教員。専門は、ラテンアメリカ文化研究、文化人類学。映像民族誌「ハンモックの埋葬」により第22回LASA(米国ラテンアメリカ学会)映画祭優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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よきし

5
久しぶりに再読。あたらめてベネズエラの港町の熱気と著者石橋純の熱い語りに圧倒される。ベネズエラ社会の変化と、地方の港町の文化運動。地方の文化エリートが志した夢の一部始終。現地と向きあう中での調査者としての葛藤まで含めて、本当に素晴らしい作品だと思う。そしてこの分厚さに対する本の安さ。全く何から何まで至れり尽くせりの本だ。僕も頑張ろう。2011/02/08

takao

2
ふむ2023/12/24

Hatch

0
紙にかかれた本なのに「熱」「音」を感じる力強い書。ベネズエラに興味のない方にもすすめたい。The石橋純。師匠やっぱり素敵です。2011/03/27

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