内容説明
プロテオームの次はシステオームだ！ポストゲノム時代の新しい生物学。分子生物学とコンピュータサイエンス、制御理論、システム理論の融合。生命をシステムとして理解する新たなアプローチ。
目次
システムバイオロジーとは何か
第１部 システムモデリング（システムバイオロジーインフラストラクチャー；遺伝子発現データからの知識抽出；遺伝子回路のリバースエンジニアリング ほか）第２部 システム解析（ロバストネスを向上する機構；フィードバック制御と環境適応：大腸菌での事例；構造安定な遺伝子ネットワークの解析 ほか）
著者等紹介
北野宏明［キタノヒロアキ］
ソニーコンピュータサイエンス研究所シニア・リサーチャー。科学技術振興事業団ＥＲＡＴＯ北野共生システムプロジェクト総括責任者。システム・バイオロジー研究機構代表。１９８４年国際基督教大学教養学部理学科物理専攻卒業。同年、日本電気株式会社入社。ソフトウェア・エンジニアリングの研究に従事。１９８８年より米国カーネギー・メロン大学客員研究員。１９９１年音声翻訳システムの研究で京都大学より博士（工学）。１９９３年よりソニーコンピュータサイエンス研究所。現在、慶応義塾大学理工学部客員教授、カリフォルニア工科大学客員研究員等を兼務。Ｔｈｅ Ｃｏｍｐｕｔｅｒｓ ａｎｄ Ｔｈｏｕｇｈｔ Ａｗａｒｄ（１９９３）、Ｐｒｉｘ Ａｒｓ Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃａ（２０００）などを受賞
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