日本の名随筆 〈別巻6〉 書斎 谷沢永一

日本の名随筆 〈別巻6〉 書斎 谷沢永一

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784878938269
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0395

目次

私の書斎(志賀直哉)
本の寝台(大仏次郎)
私の書斎(石坂洋次郎)
書斎(中山義秀)
本(吉田健一)
書斎の旅(江戸川乱歩)
書斎を中心にした家(宮本百合子)
書斎と星(北原白秋)
私の書斎(土田杏村)
本箱中の人物(滝沢秋暁)
書斎(辻潤)
書斎を棄てて(牧野信一)
家庭の読書室(内田魯庵)〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

行加

5
男性は、どんなにお金が無くても、「書斎」が欲しいんですねぇwww 開高健さんのは、神田古本屋街の話がメインで、自宅の「書斎」ではありませんでしたが、面白かった! 海外へ飛び回っていた開高さんには、神保町が落ち着ける「書斎」みたいなものだったんでしょうね(*^_^*)2015/05/16

がんぞ

4
日本には「面白い本」があるから江戸時代から識字率が高かったが和本というのは立てて見せびらかすのに不向き。書斎の原型はユダヤ人のトーラの部屋か。テレビPCの無い頃には読書しか教養をつける手だてが無かったわけで内田魯庵は「三、四十にもなって家に本が無いようでは知識が狭い」と言ってる。立花隆の大規模倉庫のような書庫の中心はパソコンである、しかし現在は読書はキンドル一冊で一生不自由しないかも知れない。総花的に盛り込もうとしたのかどの文章も短くて読み応えがない。紀田順一郎のやや長い実用的アドバイスだけは役に立つ2013/06/27

讃壽鐵朗

3
この本の森本哲郎の文章に、「書物とは読むものではない、と思っている。いつか読もうと思っているものだ」とあるに、痛く同感。まさに己の人生における読書歴、いや書物歴とはこれだったのかと眼から鱗の思い。これに託けて、又々本漁りが始まる予感がする。2016/06/10

tochork

3
数々の文豪・ヒキコモリもずいぶんと本の扱いには苦労したようで。最高の玩具であることは間違いないのだけれどかさばるよねえ。でも、いざ自分が書斎を持ったらやっぱり汚部屋になるだろうな。本の山に埋まっちゃうや。2011/03/23

りっちゃん

1
書斎観だけでなく、読書観や蔵書観も感じられて面白かった2017/07/22

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