暗黒神話大系シリーズ<br> クトゥルー 〈10〉

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暗黒神話大系シリーズ
クトゥルー 〈10〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 322p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784878921292
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マサトク

2
たぶん積んでたもの。ブロックの「妖術師の宝石」は、呪われた宝石をレンズにする、という着想が見事。シルヴァーバーグやフレデリック・ポールがCoC物を書いていたのは知らなかった。HPLの「チャールズ・デクスター・ウォード事件」はやはり見事。派手さはないのに牽引力がすごい。2021/08/02

Smith, Ordinary. Person.

2
 クトゥルフ神話においては、現界と異界を繋ぐ様々なアイテムが創作されています。それは本だったり、鍵だったり、宝石だったり、ガラスだったり、掛け時計だったり、ランプだったり。現代ですと、やはりパソコンやスマートフォンが対象になり得るでしょうか。使用者の多くは不幸な結末を迎えますが、中には比較的幸福な結末を迎えるものもあります。暗黒神話大系シリーズの内、なぜか一向に再販されない10集は、そんな異界への窓口となるアイテムが登場する『妖術師の宝石』や『アルハザードのランプ』など7編を収録。2021/07/10

いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

1
**注)ホラー**クトゥルーネタの小説読解の為に10巻目読了。この巻では実に様々な著者がクトゥルー作品を書いています。"クトゥルーの眷属"では、ロビン・ウィリアムズ主演作品『アンドリューNDR114』のロバート・シルヴァーバーグが、また"グラーグのマント"では、故アーサー・C・クラークと共著になった『最終定理』のフレデリック・ポールが、それぞれ寄稿しています。様々な作者を刺激し、参加させ、巨大化の一途を辿って行きました。ホラーからラブコメまで出ているクトゥルー小説を読解したい方にお勧めします。 2012/02/12

海星梨

0
本の半分はサクサク読める分、最後の辛いし、全集で読んだから読まなかった。「クトゥルーの眷属」はコメディで面白いんだけどタイトルおかしいよ。なぜヨグソートスがクトゥルフみたいな形状で来るのか……そこをふくめてコメディ……?とか思いつつ。クトゥルーはあとすこしで終わるね。2016/10/25

ちぬ

0
ロバート・シルヴァーバーグ「クトゥルーの眷属」は良い。馬鹿が馬鹿なことやって死ぬとは。シルヴァーバーグがクトゥルー神話もの書いてたのも知らなかったしね。既読だけどやっぱり、「チャールズ・デクスター・ウォード事件」は長編の中でも好きな作品。2013/01/31

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