内容説明
本書はＴＥＸの深いところ、凝ったテクニックやレイアウトへのこだわりには触れず、理工系の学生や技術者、研究者がレポートや論文、報告書をまとめるのに必要な入門書を目指した。また、Ｗｉｎｄｏｗｓ上でＧＮＵ ＥｍａｃｓとＹａＴｅＸによるＴＥＸの統合環境を作ることにも力を入れている。ＧＮＵ ＥｍａｃｓのマクロであるＹａＴｅＸは、面倒なコマンドの入力の手間を大幅に省いてくれるだけでなく、テキスト作成からコンパイル、プレビューまでをシームレスな環境として実現してくれる。
目次
第１章 ＴＥＸとは
第２章 環境を設定する
第３章 ＴＥＸを使ってみよう
第４章 ＬＡＴＥＸの基礎
第５章 表組み
第６章 数式を記述する
第７章 索引・目次・参照
第８章 図とカラーを扱う
第９章 縦組み
第１０章 Ｅｍａｃｓ ２１．２＋ＹａＴｅＸの使い方
付録Ａ ＧＮＵＰＬＯＴを使う
付録Ｂ ＴＥＸとＥｍａｃｓの情報源
著者等紹介
土屋勝［ツチヤマサル］
１９５７年東京都八王子市に生まれる。１９８１年岡山大学理学部物理学科卒業。１９８３年岡山大学大学院理学研究科終了。１９８６年有限会社トーコーシステム設立。代表取締役。１９９１年株式会社エルデ設立。代表取締役
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