内容説明
静かな避暑地「海岸ホテル」にあらわれたユロ氏。はた迷惑なユロ氏の行動に巻きこまれる海辺の日々は避暑客たちの忘れられない思い出になってゆきます。愛すべき「ぼくの伯父さん」の登場です。ジャック・タチの名作映画が、イラスト満載の本になりました。
著者等紹介
カリエール,ジャン=クロード[カリエール,ジャンクロード][Carri`ere,Jean‐Claude]
1931年フランス・エロー県ベジエ生まれ。エコール・ノルマル・シュペリウールに学ぶ。在学中より作家を志し、ジャック・タチ監督作品『ぼくの伯父さんの休暇』、『ぼくの伯父さん』の小説版を発表。中退後、タチの弟子ピエール・エテックスの長編第一作『女はコワイです』で脚本家としてデビュー。その後、ルイス・ブニュエルの後期傑作群『昼顔』、『ブルジョアジーの密かな愉しみ』、『欲望のあいまいな対象』などの脚本を手がける。他の脚本作品にルイ・マル『ビバ!マリア』、フォルカー・シュレンドルフ『ブリキの太鼓』、大島渚『マックス・モン・アムール』、フィリップ・カウフマン『存在の耐えられない軽さ』など
エテックス,ピエール[エテックス,ピエール][´Etaix,Pierre]
1928年フランスのロワール県ロアンヌ生まれ。5歳のとき観に行ったサーカスで道化師に魅せられ、成長してミュージック・ホールやキャバレーで道化師として働く。また、イラストレーターとしての才能にも恵まれ、ジャック・タチ映画の一連のポスターを担当する。『ぼくの伯父さん』では助監督もこなし、次第に映画の世界にのめりこみ、短編『仲たがい』などを手掛けたあと、1962年に『女はコワイです』で長篇監督デビューを果たす。また、ロベール・ブレッソンの名作『スリ』では、スリ役で出演も果たしている
小柳帝[コヤナギミカド]
1963年福岡県大牟田市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科の表象文化論(映画史)の修士課程修了後、主に映画・音楽・デザイン・絵本・知育玩具等をテーマに、各種媒体で文筆活動を続けている。また、フランス語教室ROVAを主宰し、全国主要都市でフランス語の講座を開いている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
key
マチコ
ロバーツ