内容説明
「歴史はいまとつながっている」とは、こういうことだったのか!第一線の研究者が語る歴史の真実。
目次
第1部 永青文庫歴史万華鏡(歴史と故郷;講演の旅;江戸時代のグルメと環境;細川家と天下人たち;基礎研究からの発信;災害と歴史学;歴史学とメディア)
第2部 歴史にいまを読む(「くまにち論壇」の三年間;日本史にみる立憲主義の伝統;被災した民間の古文書を救え;熊本城二の丸の活用法に疑問;天守閣の復旧拙速避けたい;熊本城主からの警告;公論尊重と私欲否定の原則;人吉城で考える文化財保護;阿蘇神社「天保の大造営」といま;隠蔽・改ざんが破壊したもの;本能寺の変 消された「事実」;日本史における諌言の役割;次世代のために文書館を;平和の歴史 再構築のために;想像力をスイッチ オン;地域社会変貌の意味)
著者等紹介
稲葉継陽[イナバツグハル]
1967年(昭和42)栃木県生まれ。1996年(平成8)、立教大学大学院文学研究科博士課程退学。博士(文学)。2000年、熊本大学文学部助教授。2009年から熊本大学永青文庫研究センター教授。2016年4月から熊本被災史料レスキューネットワーク代表をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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