内容説明
あの巨大匿名掲示板「2ちゃんねる」に、書き込まれた「泣ける話」の集大成。胸に秘めて言葉に出せない気持ち、どうしても言えなかった一言、宝石のように輝く思い出たち…。1日に数百万人が訪れるという2ちゃんユーザーが投稿した珠玉の書き込みを、厳選して一冊にまとめている。
目次
第1章 父母
第2章 共に生きた兄弟
第3章 愛しい娘・息子たちへ
第4章 祖父母のあたたかさ
第5章 友情を忘れない
第6章 恋人たちの情景
第7章 愛する者たちとの死別
第8章 ペットの命の重さ
第9章 巷に溢れるいい話
第10章 ホロリとくる切ない話
第11章 心に染みる手記
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろう
4
涙は出なかったけど、色々と思うところがあった。いのちだいじに。いつも感謝の気持ちを忘れずに。なんて漠然と。大事な人の喪失を忘れなくてもいいんだと。少し苦しくなったけど今日も自分は死なずに生きているんだ、とか。2015/07/20
がっち
4
便所の落書きに書かれた、泣ける話。こういう2ちゃんもあってよいのかもしれない。A2012/07/28
ながちゃん
3
泣きたくなって色々探してこの本にたどり着きました。泣けなかったという感想もただあるみたいですが、結論から言うと、泣きすぎて全然前に進めず・・全て読むのにめちゃめちゃ時間を要しました・・もともと人が泣いている姿で泣けてくる上に、年齢的にもどちらの立場にもなれるからでしょうか・・仕事の休憩時間に読んだら、化粧は取れるは嗚咽は出るはで、人前に出れなくなりました。色々考えさせられる本でした。2016/10/27
鑑真@本の虫
3
人には、避けられない悲しみがある。死別や別れが、いかに辛いかを知るひとは、少なくないだろう。私自身、若い頃恋人に先立たれている。そんな彼らの思いを、どうか忘れないで欲しい。2012/06/17
Shibata Yoshio
2
本にしたら1話が1~2ページの内容でも、内容によっては十分に泣けた。親子愛、兄弟愛など愛に満ち溢れている素晴らしいものもあった。2018/01/07