内容説明
社会の本当のカラクリを教えたる。―裏の世界を知り尽くした“ナニワのマルクス”と“突破者”の最強コンビが土壇場から這い上がる逆転の発想法を密かに伝授する。何のために生きるのか?最悪の事態を楽しめ。カネに縛られるな。借金は踏み倒せ。女を鑑る目を磨け。真の友にこそ迷惑をかけろ。二度とダマされないための掟破りの人間学講座。
目次
「キツネ目の男」宮崎学の魅力
「地下げ」の時代をどう生きるか
喧嘩は勝たなければ意味がない
ダマされるやつには理由がある
社会の本当の仕組みを教えたる
男の値打ちは土壇場でわかる
真の友にこそ、迷惑をかけろ
常に最悪の事態を想定しろ
金儲けと学歴は反比例する
借金をぜんぶ返す必要などない〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yasutaka Nishimoto
2
青木雄二がほとんど語っていて、聞き手が宮崎学といった体。株式から漫画、マルクスまで。両氏の活字本を呼んだことはなかったが、これはこれで面白い。亡くなったのは惜しい。2019/12/03
白義
2
青木雄二の漫画家評があるのが興味深い。手塚治虫作品は好きではなかった、ゴルゴも横山光輝も子どもっぽいと事も無げに言うのはなかなか驚いた。後書きで丸々唯物論講義するとこもそうだが、こんなに公式左翼なのになぜこんな血に通った語り口で人生を語れるのだろう。関西弁だけが原因ではないのだろうし、作品のえげつなさとも相乗効果を起こして、この奇妙な人物への興味が読めば読むほど増してしまう。借金を全部返す必要はないとかこの二人が言うと怖いリアリティーがあるんだけど2012/10/02
shinsei1229
0
なんだかなぁ2011/05/09