内容説明
「官能性は、死に深く関わっている」「この国で、我慢することほど愚かなことはない」「女達は違う。努力すれば魅力は身につくものであると彼女達は知っている」―。日本で、簡単に手に入る幸福に惑わされてはいけない。そこに真実はなく、世界からも相手にされない。村上龍が伝える不安な時代を生き抜く法則。読まずに明日はこない。
目次
アリゾナのゴルフ場が箱庭的で好きだ
文芸家協会には健康保険がある
アフリカの象にロイヤリティを払え
「最も大切なことは…」とヴィスコンティは語っている
’90イタリアワールドカップでスポーツ取材はもう終わり
『トパーズ』を撮り始めた
『トパーズ』の脚本は、転機だった
日本文学が潰れても、文学が潰れるわけじゃない
『ドラッグストア・カウボーイ』は、シンプルで、真実だ
「世界」とは何だろう?〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
内緒です
3
黒木瞳の解説最悪。2013/06/30
ミズノ
0
村上龍氏は本書の中で、日本ではエッセイがブームで芸能人や俳優など誰もがエッセイを書いているのは不思議だと述べている。本書の解説は黒木瞳が書いているが、読んでいると村上龍氏が書いていたことと同じ疑問を持った。2014/09/05
aaboo
0
キューバ音楽への愛情にあふれている。2013/01/13
まんぼう
0
持っていると思ったら持っていなかった、読んだと思っていたら読んでいなかった本。このあたりでキューバ音楽に傾倒し始めたのかな。2023/03/10
ShuichiAwesom
0
村上龍40前後、キューバ音楽に惹かれる。前回までと違い、日本の悪口を自制している。2018/09/12