幻冬舎アウトロー文庫<br> 初等ヤクザの犯罪学教室

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幻冬舎アウトロー文庫
初等ヤクザの犯罪学教室

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  • サイズ 文庫判/ページ数 245p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784877285913
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0195

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ずっきん

36
「珍妃の井戸」以来、二十年ぶりくらいに浅田さん。しかも三十年くらい前の作品。グレーゾーンというか真っ黒の暴露本風。どこまで本当なんだかフィクションとノンフィクションの垣根が非常に曖昧だが、内容は興味深く、語り口が面白かった♪ 「プリズンホテル」からしか読んでなかったので、それ以前の「きんぴか」読みたし♪2018/03/20

姉勤

25
殺伐とした犯罪劇の舞台裏を浅田次郎氏の限りなく黒に近いグレーな実経験に基づき、あまり立ち会いたくない事件現場に、さもいるような気分にさせてくれる良作。後の「天切り松闇がたり」のプロットや、「きんぴか」の借金踏み倒し家族の元ネタもあり、ファンにはニヤリとさせられる作品。2011/11/17

ランフランコ

10
これは一体どういう設定で書いてあるんだろうか?フィクションなんだろうね。このまま受け取ったら浅田次郎はほぼヤクザということになる。そんなわけないし。内容はちょっと古いけども非常に面白い。しかしまともに働く気がしなくなるので若年層にはあまりオススメできない。とにかくどの話も異様に説得力がある。なのでほんとはヤクザなんじゃないかと思ってしまう。ロス疑惑やグリコ犯の考察のあたりは流石である。こういう悪事に達観してる人は絶対金持ちになると思う。2017/09/13

コジターレ

9
浅田次郎のこういう一面は知らなかったなぁ。この本や「極道放浪記」が「プリズンホテル」の誕生に繋がっていくのだろうな。本当の話を嘘のように語る、嘘を本当のように語る、相変わらずの巧い語り口で、楽しみながら犯罪学を学べた。2021/04/13

yumin

7
どこまでが本当で、どこまでがフィクションか?思わず浅田先生の経歴をウィキペディアで確認してしまった(笑)犯罪は職人技で素人がちょっとやってみようとは思ってはいけないか?ニンマリ、ウフフの読み物。 2019/07/15

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