内容説明
ささやかな日々のいとなみは奇跡のような光にあふれている。祈りにもにたづぶやきをモノクロームに刻みつけた谷崎水紀の世界。過ぎゆく季節のなかで黒猫ジャンとナナが織りなす、甘く、せつない物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トモエモン
2
とても微妙でした。2013/12/26
nasuken
2
猫を中心とした写真集。詩のような短文が添えられている。白黒写真で古い映画のような雰囲気が出ている。2013/02/22
tecchan
0
20年前発行の写真集。2匹の猫を中心としたモノクロ写真と詩で構成されている。愛くるしい猫の写真というより、著者の心象風景を猫と何気ない風景写真で描いているようだ。祈りにも似たつぶやきのような詩、読み進めるのがなぜか切なくなる。著者の40代の写真集。どのような人生をそれまで歩んできたのか。 2020/04/19