内容説明
ＴＢＳ系ドラマ「青い鳥」（毎週金曜日２２時）の超豪華シナリオ集。極秘写真を初公開。ドラマでは語られなかった、柴田理森（豊川悦司）・町村かほり（夏川結衣）・綿貫広務（佐野史郎）の「知られざる生い立ち」を特別に書き下ろし。誌織が描いた「星の地図」を収録。シナリオは、最終回まで完全オリジナル版を一挙収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
114
小学生の娘を持つ人妻・かほりが、とある田舎の駅員・柴田と恋に落ち、娘・誌織も連れ３人で逃避行。かほりの夫・綿貫が執拗に追うというストーリーに、中盤まで主人公はかほりだと思っていたが、この物語のテーマが家族なのだと理解した時、本当のヒロインはかほりの娘・誌織だったのだと気づいた。ドラマのシナリオ集なのだがドラマでは語られなかった柴田、かほり、綿貫の生い立ちなども収録され、背景がよくわかった。かほりの下した衝撃の決断に納得がいかないままなのは残念だが、柴田の心理描写はけっこう細かく、感情移入しやすかった。 2014/05/18
Kiyoshi Utsugi
27
1997年にTBSで放映されたドラマ「青い鳥」のシナリオ集です。 メーテルリンクの「青い鳥」をうまく使って、「本当の愛とは、そして幸せとは何か」を描き、清澄駅の駅員である柴田理森が不倫と逃避行を繰り返し、その償いとして刑務所に服役する様を描いています。 前半は、町村かほり、詩織と柴田理森の三人が北に向かって不倫の末の逃避行、町村かほりが自殺し田後の後半は、残された町村詩織と柴田理森の二人が南に向かいます。 これを読むまで知らなかったのですが、最終的に詩織と理森は結ばれてたんですね。2020/12/05
ネコタ
19
もうずーっと前にTBS系で放送されたドラマのシナリオ集。ドラマ見たあとで読みたいなーって思ってたんだけど、シナリオでちょっと読みづらいかなと思って敬遠してて、やっと読むことになった。読んでみてよかった。ドラマみた直後に読んどけばよかったと思った。主役たちのドラマでは語られない部分が描かれていたり、詩織の描いた星の地図が載っていたりと豪華本。そして読んでいてドラマを思い出した。ドラマで印象深かったシーンはやっぱり良かった。2017/05/06
★なおぴんコ★
8
図書館本。ＴＢＳのドラマの原作いや、脚本本かな？カラー写真や途中にも白黒写真満載です。豊川悦司さん、若い～😆カッコいい～😆確か20年以上前の作品でドラマ自体も面白かったように記憶してます。演技だけでは分からない細かな心情が伝わる。野沢尚さんのお話、結構好きです。CSで再放送を全話録画してあるので、それも堪能したいと思います。2020/06/13
nauve
6
一番好きだった脚本家。野沢尚さんのドラマ脚本。16年前の作品だけど、今も十分楽しめる。まだまだ彼の作品に触れたかっただけに、早逝が惜しまれてならない。2013/05/09
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- 和書
- 渾斎随筆 中公文庫
