内容説明
支え合うように快楽でむすぶ、知能障害の兄との関係。「テレファクス」と呼び合う売春。精子ドナーによる自己の出生の秘密。やがて、兄の子供を身ごもってしまう―。さまよい、新しい現実感で生きぬく17歳の女子高生アミ。危険な生の輝きを伝える鮮烈なデビュー作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hisato
70
【図書館本】カバーが若干ホラーで部屋に置いておくと、ちょっと怖かったです。なんか見られてる感じがして。何も知らないまま借りましたが、これが桜井さんのデビュー作だったんですね。内容に比べて、文体は読みやすかったかなと。面白いかどうかというところよりも、こういう現実の側面もあるかなという感想でした。映画化もされていたみたいなので、今度観てみようかと思います。2017/02/17
昼夜
1
中学生の頃に図書室の司書の先生に勧められて読んでみた本。自分とかけ離れた世界観と当時の自分は未熟で「ふーん」としか思わなかった。
チエコ
0
15年ぶりに再読2016/05/14
Yasuaki Yanagisawa
0
あー、すっげーまえのよんだ。 なんだろこれっておもった。
GTO
0
★☆☆☆☆2013/09/10