内容説明
本書は、著者の一周忌記念出版として、次の中短編集『エーゲ海に捧ぐ』(一九七七年角川書店刊)、『窓からローマが見える』(一九七九年角川書店刊)より表題作各一編を抄録し、愛蔵版としてまとめたものです。カラー口絵二葉、コラージュ「天女乱舞」&自筆草稿。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nishi
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再読です、良く解らないが納得するシーンです。2017/03/10
うずまきねこ
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三田誠広『僕って何』と芥川賞同時受賞作。少し苦手です。池田満寿夫自身がなかなかにマルチな活動をしていた方のようですが、難しかったです。性をモチーフにしての話のように感じましたが、比喩表現が回りくどいのに時々ストレートな描写を使っていて、何だか新しい雰囲気を醸して気取ってるイメージを受けました。『窓からローマが見える』も似たように、妻との距離を他の女性との接触で表していましたが、舞台がイタリアだし、抽象的な描き方だったのでしっくりは来ませんでした。しかし「性」には何かしらの執着があることは伝わってきました。2013/08/15
marutooyaji
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古書店で見つけて、懐かしさに購入。2013/02/10
JET5
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⭐2012/05/21
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- 和書
- 放射線被曝の歴史