内容説明
障害と病気を併せもって生まれた娘。二重扉のある病室で過ごした日々と、娘を亡くしてからの「想い」を綴る。
目次
病院での『くらし』
続・病院での『くらし』
家族の新陳代謝
『火の鳥』再読
『火の鳥』再読三年後の追記
一緒にいた
「育ち」をつなぐ
たんこぶ
コトバの力
おばけの箱〔ほか〕
著者等紹介
菊地寿奈美[キクチスナミ]
1962年生まれ。1989年、立命館大学大学院文学研究科心理学専攻修了。その後、精神科で心理士として勤務。(この間1996年、長女琴音誕生。家族での看病の生活がつづき、翌年肺炎の悪化で死去)1998年より、現在の京都大学医学部附属病院デイケア診療部に勤務
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