「小規模多機能」の意味論―すでにあった、もうひとつの福祉システム

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  • サイズ A5判/ページ数 181p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784876722143
  • NDC分類 369
  • Cコード C0036

内容説明

グローバリゼーションの進展に伴う介護の産業化の中で、もうひとつの福祉システムが脚光を浴びている。小規模多機能事業所は、北欧型を目指してきたこれまでの福祉制度とは異なる、日本のオリジナルな福祉システムだ。

目次

第1部 すでにあった「小規模多機能」―もうひとつの福祉システム(事例紹介;調査対象となった事業所に共通する特徴;多様なニーズに対応し続ける事業体に必要なマネジメント;村の障害者保健福祉活動から生まれたNPO「日高わのわ会」;制度化以前から存在した小規模多機能事業所の本質と存在意義)
第2部 時代の中の「小規模多機能」―いま、改めて定義する(小規模多機能事業所とは何か;福祉国家の未来;いま、ここにある危機;「持続可能な介護保険」の可能性;コミュナルなものの再建)
補論

著者等紹介

岩下清子[イワシタキヨコ]
東京教育大学文学部研究科(社会学)修士課程修了。1971年、社団法人日本看護協会調査研究部に入職。調査研究係長、普及開発部長、調査研究・情報管理部長を経て、1998年、国際医療福祉大学国際医療福祉総合研究所教育・研究室長。訪問看護、福祉の中の看護、高齢者ケアに関わる調査を多数手がけ、その報告書が日本看護協会、日本訪問看護振興財団から発行されている。2001年から、同大学院医療福祉学研究科(地域ケアネットワーク領域)教授

佐藤義夫[サトウヨシオ]
東北大学文学部哲学科卒業。シンクタンクに勤務し、地域計画の策定や病院・福祉施設の開設にかかわる。1991年、シニアライフ研究所を設立し福祉事業支援、介護保険事業計画の策定などにかかわる。2000年、生活とリハビリ研究所の三好春樹氏らと日本生活介護を設立。株式会社日本生活介護代表取締役

島田千穂[シマダチホ]
東京大学大学院医学系研究科発達医科学教室博士課程修了。社会福祉法人「小茂根の郷」教育担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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