内容説明
この本は、基本的に、まったく音楽的知識のない人を対象にしている。誰にでもわかる程度の最低限の音楽知識について、簡単に説明し、誰でも出来る作曲法を伝授。
目次
第1章 MIDI作曲家への環境構築
第2章 基礎レベルからの音楽知識
第3章 コード進行を作る
第4章 リズムセクションを作ろう
第5章 ベースパートとメロディ
第6章 全体構成を考える
第7章 曲の仕上げと各種設定
第8章 自作曲でトコトン楽しむ
第9章 MIDI・音色解説
著者等紹介
御池鮎樹[ミイケアユキ]
1974年京都生まれ。1997年大阪大学文学部卒業。現在はフリーライター。パソコン関係を中心に、音楽、歴史などのジャンルに手を広げている。MIDIに関して、複数の名前でインターネット上に作品を発表
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
耐える男
2
DTM作曲入門。基本的な楽典の知識からリズムパート、ベースパート、メロディパートの作成を通して一曲作る方法を学ぶことができる。コード進行から全体構成に至るまで、定石を多く示してくれるので作るイメージが湧きやすい点が白眉。(出来は別として)確かに一曲作れそう!という確信をくれる良書。ただし、機材や自作曲の公開などの周辺事項についてはちょっと古さを感じるのでほかを参照するほうがよい。2015/01/23
l
1
楽譜の説明から丁寧に解説されています。最終的に1曲作り、曲を作る順序もわかりやすく良い本です。2008/10/31
DEN2RO
0
全9章のうち第二章から第七章までの6章で作曲の進め方を述べています。「理論不要の作曲道」が副題なのですが、ずいぶんまじめに音楽理論を語っています。10年以上前の本なのでMIDIに関わるハードもソフトも古びていますが、作曲に関する部分だけは古びていません。2015/02/07