内容説明
本書はコンピュータや通信システム設計者が設計されたシステムの性能をシミュレーションによって解析することを目的とし、また、モデルの開発や出力データの解析などを含めた離散系のシミュレーションへの入門書であり、さらに離散系システムのシミュレーション言語であるsmplを説明している。
目次
第1章 序論(シミュレーションとシステム;ワークの表現;簡単な待ち行列のシミュレーション;性能指標;モデルの計測化;基本的なシミュレーションのオペレーション;smplによる待ち行列シミュレーション)
第2章 smpl
第3章 モデルの開発とテスト
第4章 出力と問題の解析
第5章 マルチプロセッサ・システムのモデル
第6章 イータネットのモデル
第7章 SMPLシミュレーション環境
第8章 smplの実現
第9章 smplの拡張