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内容説明
クリスタルの潜水服をまとい、釣鐘型の水中の部屋を建設する。『青い鳥』のメーテルリンクが綴るミズグモの驚異。
目次
水中のドラマ
虫たちの発明
クモ形類
さまざまな工夫を凝らして
ミズグモの仲間たち
ミズグモ、その分類学的描写
昆虫学者の仕事
銀色の蜘蛛たちとの出会いと再会
発見とその後
自然の悪戯
クリスタルの潜水服
潜水服の形式
潜水服の正体
釣鐘、この快適な住い
釣鐘の建設方式
プラトーの実験
ダイヤモンドの釣鐘、結婚、子育て
釣鐘呼吸器
どのように知るのか
虫の知性
仮説
生命の記憶
最も奥深い秘密
謎の原泉をめぐって
青い泡―幸福な思い出「1948」より
著者等紹介
メーテルリンク,モーリス[メーテルリンク,モーリス][Maeterlinck,Maurice]
1862年8月29日、ベルギーのゲント市に生まれる。イエズス会の名門サント・バルブ校からゲント大学に進み、法律を学ぶ一方、友人たちと詩作に耽る。弁護士になることを目指して向かったパリで、リラダンらパリ文壇に輝く詩人たちと出会い、文学の道に入ることを決意。1889年、二十七歳のときに詩集『温室』を出版し、以後、詩や戯曲をつぎつぎに執筆する。世界的に有名な『青い鳥』は1906年の作。1911年にはノーベル文学賞を受賞。昆虫や植物の世界を独自の神秘主義的世界観のもとに捉えた『蜜蜂の生活』、『白蟻の生活』、『蟻の生活』、『花の知恵』などの作品は、博物文学の名品とされる
高尾歩[タカオアユミ]
早稲田大学卒業、明治大学大学院修了。明治大学講師。十九世紀末から二十世紀にかけてのフランス、ベルギーの詩、およびシュルレアリスムを研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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