神戸芸術工科大学レクチャーシリーズ
ジオメトリック・アート―幾何学の宇宙教室

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  • サイズ A4判/ページ数 213p/高さ 22X22cm
  • 商品コード 9784875023920
  • NDC分類 701
  • Cコード C1070

内容説明

幾何学の宇宙教室―ジオメトリック・アート。まさに魔術トリック。日本初公開の図像を含め250点余を収録。不思議なかたち満載のビジュアルブック。

目次

1 SYMMETRYシンメトリー―多面体の万華鏡、めくるめくシンメトリー空間へのいざない。
2 SPACE PACKINGスペース・パッキング―もっとも効率よく空間をうめつくす数学的デザインのこころみ。
3 PROPORTIONプロポーション―自然・人工を問わず、かたちの調和には比率のシステムが秘められている。
4 CONNECTIONコネクション―異なるものを結び合せ、立体化する「コネクション」の妙に触れる。
5 KINEMATICSキネマティックス―風が動かすモビールから惑星の軌道運動まで、「動く」世界に挑む最先端の幾何学。

著者等紹介

シュワーベ,カスパー[シュワーベ,カスパー][Schwabe,Caspar]
1953年、スイスのチューリッヒ市に生まれる。グラフィック・デザイナーの父、画家の母のもとで育ち、同地のシュタイナー学校へ。独学で科学、芸術、デザインを修める。クワドリコーン(折り畳み自在多面体)や巨大多面体鏡、ジオデジック球体など、自らも幾何学モデルを制作しつつ、科学博覧会のアートディレクターとして国際的な活動を展開する。1984年にフェノメナ展、91年にオイレカ展と題した大規模な科学博覧会のアート・ディレクションを行う。86年にダルムシュタットで行われたシンメトリー展をはじめ、ポルトガル万博スイス館、科学館テクノラマなどの仕事を通して、科学者や芸術家などと独自のネットワークを形成する。88年にチューリッヒに幾何学アートのフォーラム「AHAギャラリー」を設立。2002年から03年まで神戸芸術工科大学特任教授。2004年からは倉敷芸術科学大学教授

石黒敦彦[イシグロアツヒコ]
1952年東京生まれ。明治学院大学文学部卒業。芸術/科学系の編集者を経て、86年、芸術と科学の新しい関係をアーティスト、研究者とともに探求する“来るべき芸術”のためのワークショップを設立。87~92年の美学校・芸術科学実験工房、89~91年「エクスプロラトリアム展」(科学技術館など)のワークショップ部門の企画運営などを通じて、芸術と科学の「共有地」を作ろうと試みる。1991年以来、「メビウスの卵展」を毎年、全国で同時多発に開催。本書の刊行と並行して、一連の活動を俯瞰した「メビウスの卵展15年の挑戦・光のアートランド」展が、金沢21世紀美術館で開催される。現在、多摩美術大学情報デザイン学科非常勤講師(ワークショップ原論、情報デザイン演習)、武蔵野美術大学芸術文化学科非常勤講師(アートマネジメントと福祉)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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