茶室とインテリア―暮らしの空間デザイン

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茶室とインテリア―暮らしの空間デザイン

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  • サイズ A5判/ページ数 148p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784875023883
  • NDC分類 521.86
  • Cコード C0052

内容説明

欧米型ライフスタイルになれ親しんだ日本人も、玄関を入るとあたりまえのように靴を脱ぎ、リビングルームではフローリングの床に座りたがる。これまで長い間、インテリアデザインは、そんな日本人のベーシックな身体感覚に目をふさぎ続けてきた。海外において伝統的な日本のライフスタイルへの関心が高まる現在、あらためて「茶室」や「縄文」、「数奇」や「見立て」などのうちに隠された日本的デザインのエッセンスを通じ、暮らしの将来を描き出す。

目次

第1章 座
第2章 間
第3章 風:第4章 水
第5章 火
第6章 談
第7章 飾
第8章 祀
第9章 色
第10章 心

著者等紹介

内田繁[ウチダシゲル]
インテリアデザイナー。1943年横浜生まれ。1966年桑沢デザイン研究所卒業。東京造形大学、桑沢デザイン研究所客員教授。毎日デザイン賞、商環境デザイン賞、第一回桑沢賞、芸術選奨文部大臣賞等受賞。日本を代表するデザイナーとして商・住空間のデザインにとどまらず、家具、工業デザインから地域開発に至る幅広い活動を国内外で展開。代表作に六本木WAVE、山本耀司の一連のブティック、科学万博つくば‘85政府館、京都ホテルロビー、福岡のホテル・イル・パラッツオ、神戸ファッション美術館、茶室「受庵・想庵・行庵」、門司港ホテルほか。メトロポリタン美術館、サンフランシスコ近代美術館、モントリオール装飾美術館、デンヴァー美術館等に永久コレクション多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

だまし売りNo

21
茶室は、現実から解き放たれて自分の内側に没入できる特別な空間である。そして、そこでは誰もが茶室という異界の中で自分自身と出会うことができる。露地と茶室に共通するのは、どちらも現実世界から切り離されていることである。そして、異界性と非日常性が共通しているということでもある。露地と茶室が共通して持っている非日常性というテーマは、私達の心に強く訴えかけてくるものがある。2022/03/08

ume 改め saryo

11
ちょっと茶室に興味があって借りてみました。素晴らしい本ですね。  日本の歴史を紐解きながら、どれだけ日本の文化が優れていたか、多方面からわかりやすく解説されています。  知らなくら自信が持てない自国の文化。 見直さなければいけませんね。2013/11/18

スミス

2
水平思考の和の文化。垂直思考の西洋・中国の文化。江戸時代は美しい街並だったのに、あれはどこに行ってしまったのか。でも、沓を脱ぐ、床に座る。これだけは揺るがない。椅子は、靴を履いて座ることを前提にデザインされている。靴を脱いで座るのは実は変。 メモ:千利休-古田織部-小堀遠州2013/08/04

ひろ

1
静謐さを感じる一冊。何より、カラー写真が多いのが有り難い。注釈も割と多めで、もう一回読む時はじーっくり読みたい一冊。2014/02/06

Tomoaki Kudomi

1
茶室から、日本における建築やインテリアを読み解いていく内容。『水平感覚』『あいまい』『数寄』など、キーワードは多数。読んでいて、どれだけ今の生活が西洋化されているのかを思い知らされた。ものの機能を限定して固定化しない、というのは、インテリアに限らず生活の様々な面において言えるのではないか。人が想像して、悩み考え、そして使い道を見出していく。それが、外来文化を日本国風化してきた日本人の本質だ。今一度、生活のあり方を問い直してみないといけない。良書であった。2014/01/23

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