出版社内容情報
■著者紹介:モーリス・メーテルリンク Maurice Maeterlinck
内容説明
「蜜蜂荘」と名づけた南フランスの家に住み、古代ギリシャ以来の蜜蜂に関する文献を探索するメーテルリンクは、毎日、蜜蜂の巣にかよいつづける有能な養蜂家でもあった。その深遠な観察眼、つきることのない想像力と文学的才能により、社会的昆虫の生態を克明に、きらびやかに描きだす。
目次
1章 巣箱の前に立って
2章 分封(巣別れ)
3章 都市の建設
4章 若い女王蜂たち
5章 結婚飛翔
6章 雄蜂殺戮
7章 種の進化
著者等紹介
橋本綱[ハシモトツナ]
1943年、東京生まれ。東京大学文学部仏文科を卒業後、同大学院修士課程を修了、博士課程中退。東京大学教養学部仏語科助手を経て、現在は成蹊大学経済学部教授。興味の対象はネルヴァルを中心とした一九世紀ロマンティスム周辺の詩人たち。訳書にフランソワ・コンスタンのネルヴァル評論『幻想詩篇』の二大ソネ、P・ガスカール『ネルヴァルとその時代』(共訳)がある
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