- ホーム
- > 和書
- > 社会
- > 社会問題
- > マスコミ・メディア問題
内容説明
脱原発デモ、「慰安婦」写真展中止事件、生活保護バッシング、尖閣問題など、テレビは本当に大切なことを伝えているのだろうか―。テレビの現場を知り尽くす3人のジャーナリストと政治学者による、テレビ報道がジャーナリズムを取り戻すための提言集。
目次
日本のテレビはなぜ「脱原発」を報道しそこなったのか(金平茂紀)
NHKを覆う「権威」依存体質の呪縛―原発・慰安婦問題・沖縄をめぐる報道から(永田浩三)
「生活保護バッシング報道」が露呈させたテレビの未熟(水島宏明)
「領土紛争」を引き起こした石原慎太郎の責任(五十嵐仁)
著者等紹介
金平茂紀[カネヒラシゲキ]
TVジャーナリスト
永田浩三[ナガタコウゾウ]
元NHKプロデューサー
水島宏明[ミズシマヒロアキ]
ジャーナリスト
五十嵐仁[イガラシジン]
法政大学大原社会問題研究所教授。1951年新潟県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bill
5
著者の殆どが元テレビを作る側にいた人達で、その点から現在のテレビ制作の問題を指摘している点は面白かった。そもそも、テレビや新聞といった大手メディアが体制側(政治家 官僚 大手企業)と同じような倫理観で物事を見ていることの問題点は大きいと思う。ただ、マスメディアの問題はここに書いてあることを解決すれば良いのではなく、もっと根本的な問題なのだと思う。そもそも、これからテレビが昔と同じような存在になる事は有り得ないのだから。2017/02/10
bibliophage
4
「人民は弱し官吏は強し」「空気の研究」といった本を思い出しつつ。ジャーナリズムは弱きもの、声無き声を代表していただきたい。3.11直後の報道は、誰のためのものだったのか?2015/03/01
Humbaba
4
マスメディアは非常に強い権力を持った存在となった。その中でも、テレビの影響力は非常に強い。マスメディアには報道の自由がある。それを行使することは間違いではないが、同時に報道しない自由も持っている。これらを自分たちの都合の良いように使っていては、やがて信用を失っていくだろう。2013/06/02
ゴジラ 芹沢
1
最近のテレビがおかしい。平和安全法制のヘイト混じりの反対派デモの異常なまでの称賛、国民が安全法制を理解してないと報じるメディア(理解できるように噛み砕いて説明するのがメディアの役割では?)、挙げ句の果てに冷戦と一回差の空自のスクランブルを異常でないかのような報道(報道ステーション)。こんな事態になったのは、水島宏明氏以外の著者達のような考えを持つ人達のせいではないかと思った。2015/08/02
仮定体
1
ひとことで言うのなら「もっとまじめにやれ」2014/11/12
-
- 和書
- 矢よ優しく飛べ