ジュゴンの海と沖縄―基地の島が問い続けるもの

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  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784874982884
  • NDC分類 489.67
  • Cコード C0036

内容説明

絶滅の危機にある“伝説の人魚”ジュゴンがすむ沖縄の海に計画された新軍事基地建設。21世紀、基地への依存から脱し、ジュゴンと共に生きるには、私たちは何をすべきなのか―。

目次

第1章 ジャンの海―ある闘いの記録(ジュゴンと日本国憲法;沖縄;日本;世界)
第2章 やんばるの海と山、そして人
第3章 北限のジュゴンを守るために(国連環境計画(UNEP)報告の意義と保護のための行動
国連環境計画(UNEP)のジュゴン保護のための調査報告書翻訳)
第4章 ジュゴンの里に暮らす人々

著者等紹介

宮城康博[ミヤギヤスヒロ]
1959年、沖縄県名護市生まれ。ジュゴン保護キャンペーンセンター共同代表。1997年から98年まで「市民投票推進協議会」(のち「ヘリ基地反対協議会」)代表、98年に名護市議会議員に転じ、2002年2月の名護市長選に立候補

目崎茂和[メザキシゲカズ]
1945年、新潟県生まれ。東京教育大学大学院で地理学を専攻。琉球大学、三重大学を経て、現在南山大学総合政策学部教授、三重大学名誉教授。石垣島白保など世界各地のサンゴ礁を調査

花輪伸一[ハナワシンイチ]
1949年、宮城県仙台市生まれ。東北大学、東京農工大学で鳥類、哺乳類の研究をし、のちに日本野鳥の会を経て、世界自然保護基金日本委員会(WWFジャパン)に勤務して、干潟や沖縄の自然保護活動に取り組む

大西正幸[オオニシマサユキ]
沖縄県名護市在住。名桜大学国際文化学科教授。ジュゴン保護基金委員会委員。専門は言語学。現在パプアニューギニアの「危機に瀕した言語」の記述と保存の研究・活動に従事。沖縄北部やんばる方言の調査・研究にも関わる

浦島悦子[ウラシマエツコ]
1948年、鹿児島県川内市生まれ。沖縄県名護市東海岸に在住し、自然ガイド、フリーランス・ライターとして暮らす
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。