内容説明
子どもたちにもっと絵本を!絵本に心を寄せる「この本だいすきの会・絵本研究部」が選ぶ、子どもに読んであげたい、読ませたい絵本ガイドの決定版。年齢別読みがたり実践記録で、絵本の魅力を大公開。
目次
1 絵本の魅力をさぐる(なぜいま、絵本の「読みがたり」なのか;私たちは楽しい「絵本の道案内人」)
2 読みがたり実践記録―いつもみんな、絵本といっしょ(一歳児と『もこもこもこ』との出会い;二歳児と『でんしゃにのって』出発進行;三歳児と『じごくのそうべえ』―広がる絵本の輪;こども館で親子が楽しんだ『タンゲくん』;四歳児と『はっぱのおうち』見つけたよ ほか)
3 ブックリスト=この絵本、だいすき!
著者等紹介
大西紀子[オオニシノリコ]
1940年、秋田県生まれ。千葉県市川市の市立幼稚園で、園ぐるみ、家庭ぐるみ、地域ぐるみの親子読書活動の普及に務める。この間、全国学校図書館協議会の絵本委員会委員として、絵本選定にたずさわる。現在、この本だいすきの会・事務局員および絵本研究部の世話人を担当
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
13
保育園、幼稚園の先生や小学校の先生が、絵本の読み聞かせの体験と、子どもたちの反応や育ちを経験から語っている本です。 理屈っぽさがないので、とても読みやすく思いました。 この本だいすきの会は、私が所属している団体でもあり、事務局のある千葉県市川を中心に、地域的にも共感できる本でした。2018/06/12
printemps
0
「読み聞かせ」という言葉に抵抗を感じていて「読書ボランティア」と自分で言ってたが、この本で「読みがたり」という言葉を目にして、しっくりきた。 保育の現場で実際に子どもたちが、どのような状況で、その絵本に入り込んでいったか、というのが詳しく書かれていて、絵本の内容もわかるので参考になる。2023/07/13