内容説明
マイクロ・プロセッサの開発競争はすさまじく、あっという間に32ビットの時代に突入してしまいました。16ビットCPUについてもその実力が問題にされるようになり、単にたくさん普及しているからということに飽きたらないマニアたちからは、68000を賞賛する声が多くなりました。このような背景から、本書では上下2巻に分け、上巻では68000CPUのハードとソフト、OS‐9の移植の始め方について重点的に取り上げ、下巻では実用レベルのパソコン製作のうち特に大事なボードを中心に展開する。
目次
第1部 68000のアーキテクチャと命令体系(68000の位置づけ;68000のハードウェア;68000ソフトウェアの基礎;68000の機械語命令;プログラミング環境と実技)
第2部 OS‐9/68000の移植(OS‐9/68000の概要;ポート・パックの紹介と移植の準備;ブートROM作成用モジュールの詳細;コンソール・ドライバ等の開発;移植の進め方)
第3部 68000マシンの製作(デュアルRS‐232Cポート;デュアル・プリンタ・インターフェース;タイマ等のボード;超ステレオFM音源)