内容説明
本書では、昭和30年代に施行された各種改造や、地方鉄道に譲渡された仲間たちの概略をまとめた。キハ07の終焉に至るまでの足跡を、多くの貴重な写真と共に振り返る。
目次
キハ07としての再出発
形式と塗色の変更、各種改造について
形式、番代を伴う改造
国鉄キハ07の終焉
地方鉄道への譲渡
感想・レビュー
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rbyawa
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f012、ああ、国鉄レールバスの本も一連のシリーズだったのか、しかしキハは本当にいろいろ改造されてるよなぁ。上巻ではわからなかったんですが流体変速機ってのは要するに車両を連結するのに必要な改造で、その改造が遅れたために対抗策として作られた「電車」も結構長く走ってたのね。前面にFRP素材で完全に違う顔を付けたガスタービン動車なんてのもあるのか…貨物用かなこの車両、すぐ走るのを止めたというよりは試作品として作られたのかもね、数々の改造もその後の世代に受け継がれたとか。キハ07自体の現存がないのは少し残念かな。2015/01/27