ハンズオンＮｏｄｅ．ｊｓ

今村 謙士【著】

オライリー・ジャパン（2020/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 512p／高さ 22cm
• 商品コード 9784873119236
• NDC分類 547.48
• Cコード C3055

内容説明

Ｎｏｄｅ．ｊｓの入門書。対象読者は、フロントエンド開発の知識はあってもサーバサイド開発は知らないエンジニアや、他言語の経験はあってもＮｏｄｅ．ｊｓは触ったことがないプログラマー。本書ではターミナルのプロンプトにコマンドを入力してその反応を確認したり、簡単なスクリプトをＮｏｄｅ．ｊｓ環境で実行したりしながら、Ｎｏｄｅ．ｊｓプログラミングの基本からＷｅｂアプリケーションの開発、テスト、デプロイまでをハンズオン形式で学びます。また、コードの背景にある設計思想や、プログラムの挙動の仕組みについてもしっかり掘り下げます。本書のゴールは、読者がＮｏｄｅ．ｊｓの全体像を掴み、業務レベルでのアプリケーション開発に対応可能な知識を身につけることです。

目次

イントロダクション
非同期プログラミング
ＥｖｅｎｔＥｍｉｔｔｅｒとストリーム
マルチプロセス、マルチスレッド
ＨＴＴＰサーバとＨＴＴＰクライアント
リアルタイムＷｅｂアプリケーション
データストレージ
ユニットテストとデバッグ
デプロイ
パッケージ管理
Ｎｏｄｅ．ｊｓとＪａｖａＳｃｒｉｐｔ標準
付録Ａ　Ｎｏｄｅ．ｊｓのインストール
付録Ｂ　ＪａｖａＳｃｒｉｐｔとコンパイル

著者等紹介

今村謙士［イマムラケンジ］
Ｗｅｂアプリケーションエンジニア。学生時代は生物物理学の分野で、分子モータとして機能するタンパク質の研究に身を捧げるも、基礎研究のモチベーションを保つことに限界を感じＳＩｅｒに就職、ソフトウェアエンジニアになる。その後Ｗｅｂ業界に転職し、現在に至る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たいそ]

2020年。以前からサーバサイドについて知りたかったが、使われている言語の知識がなかったので敷居が高かった。Node.jsだとJavaScriptで、使ったことがある言語だからとっつきやすそうだった。しかし、HTML+JavaScriptでチョロチョロっと書くのとは違い、非同期やマルチプロセス、マルチスレッド（非同期、マルチスレッドはHTML5でも使うことあるか）とかよく知らなかったので、JavaScriptの強化にはなった。サーバサイドを理解したとはまだ言えない（それはこの本のせいではないです）。

2021/08/29

[つるたん]

Node.jsについての経験が浅かったため購入。clusterやevent emitterなどの説明から、ECMAScript, TypeScriptやWebAssemblyなど言語に対する説明もあり、網羅的にJSを使用する環境・言語をカバーしている本であった。 名前にハンズオンとある通り、実際に手を動かして動作確認をしつつ学習するタイプの本であるが、ざっと眺めるだけでも理解できるほど説明が丁寧でよい本だと感じた。 Promise化やCommonJS, ESモジュールの共存で忘れがちな関係などは要参考。

2021/02/18

[こたろう]

Node.jsを使ったことがない人向けの本だが、WAFを通して、Node.jsを間接的に使っている人でも、理解が深まる本。Promise、stream、asyncなど、サーバサイドだと必須の知識が書かれている。npm、yarn2など、普段使っているけど、新しい機能や、知らなかった機能があり、参考になった。dockerの説明をするなら、dockerで動作させてるコンテナに対するdebug手法とかも紹介して欲しかった。

2021/01/16