内容説明
GoogleでPythonを使ったさまざまなサービスを立ち上げ、Pythonを知り尽くした著者による、Pythonエキスパート必携書の改訂版です。第2版ではPython3.8に対応、データ構造、内包表記とジェネレータ、性能、デバッグについての章を新たに追加するなど、第1版の59項目を大幅に改訂し、90項目にわたってベストプラクティス、ヒント、落とし穴の避け方だけでなく、新機能の使い方などのノウハウを解説します。優れたPythonコードを書くために何をすべきか、何をすべきでないか、なぜこれが良い方法なのかをPythonの流儀に従って解説。効率的で堅牢であるだけでなく、読みやすく、保守しやすく、改善しやすいPythonicなコードを書く秘訣を教えます。強力な機能を備えながらもシンプルで使いやすく、多くの開発者を惹きつけてやまないPythonの魅力と威力を体感できる一冊です。
目次
1章 Pythonic思考
2章 リストと辞書
3章 関数
4章 内包表記とジェネレータ
5章 クラスと継承
6章 メタクラスと属性
7章 並行性と並列性
8章 頑健性と性能
9章 テストとデバッグ
10章 協働作業(コラボレーション)
著者等紹介
スラットキン,ブレット[スラットキン,ブレット] [Slatkin,Brett]
Google社のプリンシパルソフトウェアエンジニア。Google Surveysの共同創立者で、PubSubHubbubプロトコルの共同作成者。Google最初のクラウドコンピューティングプロダクト(App Engine)を始めた。14年前に、彼はGoogleの膨大なサーバ群を管理するためにPythonを使い始めた。彼は、ニューヨーク市のコロンビア大学でコンピュータ・エンジニアリングの学位を取得し、サンフランシスコに住んでいる
黒川利明[クロカワトシアキ]
1972年、東京大学教養学部基礎科学科卒。東芝(株)、新世代コンピュータ技術開発機構、日本IBM、(株)CSK(現SCSK(株))、金沢工業大学を経て、2013年よりデザイン思考教育研究所主宰。過去に文部科学省科学技術政策研究所客員研究官として、ICT人材育成やビッグデータ、クラウド・コンピューティングに関わり、現在情報規格調査会SC22C#、CLI、スクリプト系言語SG主査として、C#などのJIS作成、標準化に携わっている。他に、IEEE SOFTWARE Advisory Boardメンバー、規格開発エキスパート、町田市介護予防サポーター、次世代サポーター、カルノ(株)データサイエンティスト、ICES創立メンバーとして、データサイエンティスト教育、デザイン思考教育、標準化人材育成、地域学習支援活動などに関わる
石本敦夫[イシモトアツオ]
古株のPythonユーザ。日本のPythonメーリングリストの設立や、python.jpサイトの立ち上げなどに携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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