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出版社内容情報
科学計算用の新しい言語Juliaの言語仕様、機能、使い方を紹介!
Juliaは、数値計算、科学計算用に開発された高速な言語。そもそもの目的が、Matlab並みに高機能で高速で、近代的なオープンソース言語が欲しいという意図で開発されたものです。非常に高速であることが最大の特徴で、PythonやRといった既存のオープンソース言語の不満を解消するものとなっています。構文も数式を書く感覚で書くことができ、数学と親和性が高いです。クックブックなので、欲しい情報のあるページから読むことができます。また、Juliaが得意とする機能を多数紹介しており、Juliaの魅力と威力を存分に体感できる一冊です。サンプルコードはすべてGitHubからデータ可能。翻訳版はJulia 1.2対応。
内容説明
本書はJuliaの言語仕様からデータ分析、機械学習、数値計算まで広範囲のトピックをカバーする約90のレシピを収録したクックブックです。Juliaは数値計算、科学技術計算を得意とする言語で、C並みに高速で、Python並みに書きやすい、高機能かつ近代的なオープンソース言語を作成しようという目的で開発されました。数式を素直に表現できる構文を持ち、洗練されたデータ構造により計算速度が非常に速く、PythonやRといった既存のオープンソース言語の不満を解消する言語として注目を集めています。本書はJuliaが得意とする機能を多数紹介しており、Juliaの魅力と威力を存分に体感できます。サンプルコードはすべてGitHubからダウンロード可能。日本語版補遺として言語仕様を収録しました。Julia1.2対応。
目次
0章 Julia言語入門(日本語版補遺)
1章 Juliaのインストールと設定
2章 データ構造とアルゴリズム
3章 Juliaによるデータエンジニアリング
4章 Juliaによる数値演算
5章 変数、型、関数
6章 メタプログラミングと高度な型
7章 Juliaによるデータ分析
8章 Juliaワークフロー
9章 データサイエンス
10章 分散処理
著者等紹介
カミンスキー,ボフミル[カミンスキー,ボフミル] [Kami´nski,Bogumil]
ワルシャワ経済大学の准教授であり、決定支援・分析ユニットの責任者。またトロントのライアソン大学のデータサイエンス研究室の助教授。複数のジャーナルの共同編集者でもある。オペレーショナルリサーチと計算社会科学に特に興味を持つ。シミュレーション、最適化、予測方法に関する50以上の研究論文を執筆。また、産業界および行政機関向けの大規模な高度分析ソリューションの展開において15年以上の経験を持つ
シャフル,プシェミスワフ[シャフル,プシェミスワフ] [Szufel,Przemyslaw]
ワルシャワ経済大学決定支援・分析ユニットの准教授。現在の研究は、数値実験と最適化のための大規模シミュレーション実行のための分散システムとその手法に焦点を当てているクラウドおよび分散型計算環境における大規模計算の並列実行のための非同期アルゴリズムに取り組む。高性能な数値シミュレーション用のいくつかのオープンソースツールを開発/共同開発している
中田秀基[ナカダヒデモト]
博士(工学)。産業技術総合研究所において分散並列計算、機械学習システムの研究に従事。筑波大学連携大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。