WTF経済―絶望または驚異の未来と我々の選択

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WTF経済―絶望または驚異の未来と我々の選択

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  • サイズ B6判/ページ数 553p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784873118598
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C3055

出版社内容情報

米O'Reilly Media社のファウンダー兼CEOであるTim O'Reillyの初めての著作。「オープンソース」というアイデアによってテクノロジーが大きく変化し、そのテクノロジーが経済や政治を大きく変えていった、ここ20年ほどの過程を振り返り、さらに「オープンソース」、「プラットフォーム」そして「アルゴリズム」というテクノロジーの世界に由来する考え方を、ビジネスや政治などをより人間的なものにするために役立てるための提言を行います。

内容説明

データ、アルゴリズム、巨大プラットフォームが支配する世界で「人間中心の未来」を作り出すのは、我々の選択だ。「シリコンバレーの予言者」と称される著者が、オープンソース・ソフトウェアを中心にしたテクノロジーの発展の歴史を振り返りながら、そこから学んだ次世代ビジネスの戦略を伝授する。エンジニア、起業家、そしてテクノロジーに関わるすべての読者必読の書。

目次

1部 正しい地図を使う(未来をいま見通す;グローバルブレインに向けて ほか)
2部 プラットフォーム思考(ネットワークと企業の性質;約束で考える ほか)
3部 アルゴリズムの支配する世界(魔神の労働力を管理する;「熱い情熱は冷たい理性を蹴倒すのです」 ほか)
4部 未来は私たち次第(ルールを書き直す;スーパーマネー ほか)

著者等紹介

オライリー,ティム[オライリー,ティム] [O’Reilly,Tim]
オライリー・メディアの創業者兼CEO。インターネット草創期より、その核となる様々なオープンソース・ソフトウェアやプログラミング言語、および関連トレンドについて、常に決定版の解説書・教科書をいち早く刊行し続け、テクノロジー系技術に対する慧眼は他の追随を許さない。またアーリーステージのベンチャー資本企業オライリー・アルファテック・ベンチャーズ(O’Reilly AlphaTech Ventures:OATV)のパートナーでもあり、コード・フォー・アメリカ(Code for America)、メイカー・メディア(Maker Media)、オープンアクセスジャーナルPeerJ、データ活用専門会社Civis Analyticsおよび米国連邦議会と有権者をつなぐWebサービスPopVoxの役員も務めている

山形浩生[ヤマガタヒロオ]
東京大学都市工学科修士課程およびMIT不動産センター修士課程修了。途上国開発援助のかたわら、小説、経済、建築、ネット文化など広範な分野での翻訳および雑文書きに手を染める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roughfractus02

8
WTFは驚きを表す俗語What The Fuck?!(なんてこった)の略だが、その驚きの中に未来を見出すWhat The Future?という問いが含まれる、と出版社オライリー社のトップである著者はいう。Uberの例から始まる本書は、驚きに絶望を見る現況に対し、W・ギブスン『ニューロマンサー』の「未来は既にここにある。ただ均等に配分されていないだけだ」に倣うように、オンデマンド、ギグエコノミー等の所有からアクセスへ変容する現在を辿り、その弊害も列挙しつつ、人間と機械の集合知性から成る未来への対処法を語る。2019/06/07

HANA

7
今までとこれから。過去の情報を色々見て今を見ると今のほうが圧倒的に動いているように思えたけれど、過去は過去で結構大きく動いてきて今があるんだと。人間を中心にできるようにするには誰も彼も言うけれど学ぶしかないか。これからもオライリーにはお世話になる気しかしない。2019/03/14

人生ゴルディアス

6
AIヤバイ雇用死ぬ、の合唱の中、数少ない地に足の着いた「大丈夫、たぶん問題ない」の話。とはいえ、よく言われるように、「死ぬまで勉強し続けないといけない時代」と強調されている。また、社会の繁栄を人間が抱える問題の解決の蓄積と理解すれば、人間が問題を抱えている限り絶対に仕事はなくならない、という言はなるほどと思う。さらにAIにより多くのサービス・産品がコモディティ化した場合、おそらくそれらはほぼ無価値となり、周辺のなにかに付加価値が生まれるから人間がやることはまだあるはず、というのもうなずける。2019/03/15

やす

3
コンピューター書籍のオライリーを作ったティムオライリーさんが人類の未来について書いた本。良くも悪くも現代はコンピューターが大きなウエイトを占めている。インターネットによる接続性とアルゴリズムによる処理で手作業では到底なしえないことが可能になった。そしてAIは人類をどこに連れていくか?イノベーションは人類を幸せにするのか?資本主義社会であるから余剰は資本に蓄積され労働者には回らない。自動化によって職そのものが奪われようとする。経済を放置してよいのか?2021/02/20

chiro

3
GAFAに代表されるプラットフォームビジネスが格差を増長させ、AIは中間層の仕事を奪うとして悲観的な見方が多い一方でベーシックインカムによる働き方の見直しを含め、これからの社会がどういう方向に向かうかを過去の歴史や自らの歩みをもとに想像し、その在り方について自身の見解を示してみせた著作。基本的には人間としての本源に立ち返る事の大切さを示唆しており、それはアダムスミスもミルトンフリードマンも同様の主張をしており、共感するものである。2019/04/21

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