出版社内容情報
米O'Reilly Media社のファウンダー兼CEOであるTim O'Reillyの初めての著作。「オープンソース」というアイデアによってテクノロジーが大きく変化し、そのテクノロジーが経済や政治を大きく変えていった、ここ20年ほどの過程を振り返り、さらに「オープンソース」、「プラットフォーム」そして「アルゴリズム」というテクノロジーの世界に由来する考え方を、ビジネスや政治などをより人間的なものにするために役立てるための提言を行います。
内容説明
データ、アルゴリズム、巨大プラットフォームが支配する世界で「人間中心の未来」を作り出すのは、我々の選択だ。「シリコンバレーの予言者」と称される著者が、オープンソース・ソフトウェアを中心にしたテクノロジーの発展の歴史を振り返りながら、そこから学んだ次世代ビジネスの戦略を伝授する。エンジニア、起業家、そしてテクノロジーに関わるすべての読者必読の書。
目次
1部 正しい地図を使う(未来をいま見通す;グローバルブレインに向けて ほか)
2部 プラットフォーム思考(ネットワークと企業の性質;約束で考える ほか)
3部 アルゴリズムの支配する世界(魔神の労働力を管理する;「熱い情熱は冷たい理性を蹴倒すのです」 ほか)
4部 未来は私たち次第(ルールを書き直す;スーパーマネー ほか)
著者等紹介
オライリー,ティム[オライリー,ティム] [O’Reilly,Tim]
オライリー・メディアの創業者兼CEO。インターネット草創期より、その核となる様々なオープンソース・ソフトウェアやプログラミング言語、および関連トレンドについて、常に決定版の解説書・教科書をいち早く刊行し続け、テクノロジー系技術に対する慧眼は他の追随を許さない。またアーリーステージのベンチャー資本企業オライリー・アルファテック・ベンチャーズ(O’Reilly AlphaTech Ventures:OATV)のパートナーでもあり、コード・フォー・アメリカ(Code for America)、メイカー・メディア(Maker Media)、オープンアクセスジャーナルPeerJ、データ活用専門会社Civis Analyticsおよび米国連邦議会と有権者をつなぐWebサービスPopVoxの役員も務めている
山形浩生[ヤマガタヒロオ]
東京大学都市工学科修士課程およびMIT不動産センター修士課程修了。途上国開発援助のかたわら、小説、経済、建築、ネット文化など広範な分野での翻訳および雑文書きに手を染める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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roughfractus02
HANA
人生ゴルディアス
やす
chiro