出版社内容情報
話題のサーバーレスアーキテクチャを使ってシングルページウェブアプリケーションを構築する方法を具体的に解説!
サーバレスアーキテクチャとは、サーバを自前で用意せず、マネージドサービスを活用してシステムを構築することを指します。本書は「サーバレスアーキテクチャ」を言葉で説明するのではなく、各章でツールを使い、シングルページウェブアプリケーションを作りながらサーバレスアーキテクチャを解説していきます。手を動かしながら各ツールの特徴を理解できるので、開発者にとって手に取りやすい作りになっています。Amazon S3、DynamoDB、Lambdaを活用することで、EC2、ElastiCache、Redshiftなどのインスタンスベースの仮想サーバーを使わずにアプリケーションを開発するためのアーキテクチャと各ツールについての具体的な使い方を詳述します。
内容説明
Webアプリケーションにまつわる様々なリスクとコストを取り除くサーバーレスアーキテクチャをとり入れれば、強力なWebアプリケーションを素早く構築することができます。本書は、実際に動くアプリケーションを作りながら、サーバーレスアーキテクチャの特徴について学びます。S3でアプリケーションをすばやくデプロイする方法、CognitoでGoogleやFacebookなどのIDプロバイダと接続しユーザーIDを管理する方法、DynamoDBでブラウザから直接ユーザーデータを読み書きし、API GatewayとAWS Lambdaでカスタマイズしたマイクロサービスを構築する方法などについて豊富なサンプルコードを使って解説します。サーバーレスアプローチのシングルページアプリケーションを設計、コーディング、テストして、再び設計にフィードバックする一連の流れを実践的に学べる本書はエンジニア必携の一冊です。
目次
1章 シンプルにはじめる
2章 ハッシュイベントによるビューのルーティング
3章 シングルページアプリケーションに必要なもの
4章 Amazon CognitoによるIdentity as a Service
5章 DynamoDBにデータを格納する
6章 Lambdaを使って(マイクロ)サービスを作る
7章 サーバーレスのセキュリティ
8章 スケールアップする
付録A Node.jsのインストール
付録B ドメイン名を割り当てる
著者等紹介
ラディー,ベン[ラディー,ベン] [Rady,Ben]
15年以上にわたり起業家かつプログラマーとして、商用ソフトウェアとオープンソースソフトウェアを構築してきた経験を持つ。テクニカルアドバイザー、著者、講師として、大小さまざまな組織において、より優れたソフトウェア構築のための教育を行っている
吉田真吾[ヨシダシンゴ]
サーバーレスアーキテクチャ専門のコンサルティングおよびエンジニアリングを行う株式会社セクションナイン代表取締役社長。企業システムのサーバーレス化や技術顧問をしながら、ServerlessConf TokyoやServerless Meetup Tokyo/Osakaの主宰を通じて、日本におけるサーバーレスの普及を促進している
笹井崇司[ササイタカシ]
エンジニアで僧侶。TELABO代表。ソニー株式会社にて、ネットワーク関連の研究開発やサービス開発、デジカメやタブレットなどの製品開発に従事したのち、2015年に退社。現在は僧侶としてのお勤めのかたわら、技術書を翻訳したり、プログラミングを教えたり、ソフトウェアを作ったりしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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