UX戦略―ユーザー体験から考えるプロダクト作り

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  • サイズ A5判/ページ数 364p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784873117546
  • NDC分類 548.2
  • Cコード C3055

出版社内容情報

重要性が高まっている「UX戦略」について、豊富な経験を元に実例を使って解説。UXを事業戦略の骨格として取り入れる「UX戦略」を解説!
ユーザーは高機能や高性能な単体のプロダクトではなく、そのプロダクトを利用することによって得られる「体験」を求めています。このため、ユーザーに提供すべきものや体験そのものを組織の事業戦略の骨格として取り入れていく「UX戦略」の重要性が高まってきています。本書では「UX戦略」とは何かというところから、ビジネスにどう活かすか、競合製品の分析や評価をどう行うかについて、著者の豊富な経験を元に実例を使って解説します。

Jaime Levy[ジェイミー レヴィ]

安藤 幸央[アンドウ ユキオ]

長尾 高弘[ナガオ タカヒロ]

内容説明

本書は企業戦略としてユーザー体験の価値向上を取り入れ、プロダクトを成功へと導く「UX戦略」についての解説書です。UX戦略の考え方にもとづき潜在的顧客、競合他社製品、バリュープロポジション(提供価値の創造)といった要素の分析や評価を行い、革新的ユーザー体験を持つプロダクトを作り出す手法について、著者の豊富な経験から実例を用いて解説します。成功するプロダクトを作るための具体的な手法の解説や、4名のUX戦略家たちの至高のメッセージが盛り込まれた一冊です。

目次

UX戦略とは何か
UX戦略の4つの基本要素
バリュープロポジションの検証
競合調査
競合分析
バリューイノベーションのストーリーボードへの展開
実験用プロトタイプの作成
ゲリラユーザー調査の実施
顧客獲得のためのデザイン
UX戦略家たち〔ほか〕

著者等紹介

レヴィ,ジェイミー[レヴィ,ジェイミー] [Levy,Jaime]
ロサンゼルスを拠点とするユーザーエクスペリエンス戦略家で、コンサルタント会社、JLRインタラクティブの代表である。JLRインタラクティブは、スタートアップ企業や大企業企業のために、ビジネスコンセプトを持続可能で規模を拡大していけるオンラインソリューションに変身させる作業を手伝っている。1990年代始めからディスクメディア、モバイルデバイス、ウェブ、双方向テレビなどで配給されるイノベーティブなプロトタイプ、製品を作ってきた

安藤幸央[アンドウユキオ]
1970年北海道生まれ。株式会社エクサコンサルティング推進部所属。OpenGLをはじめとする三次元コンピュータグラフィックス、ユーザエクスペリエンスデザインが専門。Webから始まり情報家電、スマートフォンアプリ、VRシステム、巨大立体視ドームシアター、デジタルサイネージ、メディアアートまで、多岐にわたった仕事を手がける

長尾高弘[ナガオタカヒロ]
1960年千葉県生まれ。東京大学教育学部卒。株式会社ロングテール社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さぼてん

11
前半のUX戦略の話が面白かった。UX戦略の4つの要素はビジネス戦略、価値の革新、検証のためのユーザー調査、革新的にUXデザインとある。ビジネス戦略が入ってるのでマーケティングと考え方は同じで、どちらかというとマーケの知識を持ってると丁度いい感じ。ファネル意識は大事よなあ。ユーザービリティテストはよくやるが、本文にあるリアルなユーザー調査はやったことがない。やはりやったほうがいいんだなあ。2020/07/07

みぎつた

4
「UX」はデザインにあらず、事業戦略である。ということが書かれており、新しい事業のアイデアを実現していく上で通るステップについて言及されている。かなり体系的だが、半分くらいは実践の中で得た経験&知識として知っていたので眠くなり、飛ばし飛ばし読んだ。2020/12/26

Qucchi

1
UX戦略とは、UXデザインのプロセスを通じて、ビジネスを成り立たせるための方法論であると紹介されている一冊。UXデザインの本というよりかは、リーン顧客開発や起業の科学に近く、仮説検証を通じて顧客課題を解決するUXを設計し、収益化を目指すための方法論が書かれている。2022/02/26

mocyuto

1
UXを改善するために、どうプロダクトと向き合っていくかの具体的な話が書かれている。 理論ではなく、ユーザの声を吸い上げるか方法の5W1Hなど具体的で泥臭い話。 こういう泥臭いことはみんなが面倒くさがってやらないが、やったところが勝つという話でもある。 最後のポエムも良い2017/03/19

Optie

1
どちらかというと戦術的=具体的・実務的な話も多くてわかりやすかった2016/07/12

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