出版社内容情報
「ユーザストーリマッピング」提唱者Jeff Patton氏による書き下ろし。
「ユーザストーリマッピング」提唱者による書き下ろし!
「ユーザストーリマッピング」は、Jeff Patton氏が提案する計画手法で、顧客の視点からサービスや商品の要件を記述することを特徴とします。XPを実践するためのプラクティスの一つで「ユーザストーリー」があり、これはワークショップ形式で機能を洗い出しながら、インデックスカードに記録して並べ替えていく手法です。
内容説明
本書はユーザーストーリーマッピングの作者、ジェフ・パットンが自ら開発した手法について書き下ろした書籍です。ストーリーマッピングの概要、優れたストーリーマッピングを作るためのコンセプトから、ユーザーストーリーを完全に理解する方法、ストーリーのライフサイクルの認識、イテレーションやライフサイクルごとにストーリーを使う方法まで、手法全体を包括的に解説します。マーティン・ファウラー、アラン・クーパー、マーティ・ケーガンによる序文、平鍋健児による「日本語版まえがき」を収録。製品開発、UXデザイン、業務要件定義の現場で、関係者が共通理解を持ち、使いやすく・実現可能なサービスや商品を作りたいと考えているすべての人、必携の一冊です。
目次
まず最初に読んでください
全体像
作るものを減らすためのプラン
より早く学ぶためのプラン
時間どおりに終わらせるためのプラン
あなたはもうやり方を知っている
ストーリーについての本当のストーリー
より良いストーリーテリングのために
カードに書かれていることがすべてではない
カードは始まりにすぎない
ケーキのようにストーリーを焼く
岩を砕いていく
岩を砕く人
オポチュニティから始める
ディスカバリーを介して共通理解を築く
ディスカバリーによる検証された学習(Validated Learning)
リファイン、定義、構築
ストーリーは実際にはアステロイドに似ている
構築するすべてのものから学ぶ
終わり?それとも
著者等紹介
パットン,ジェフ[パットン,ジェフ] [Patton,Jeff]
現在フリーのコンサルタント、アジャイルや製品設計プロセスの助言者、講師として活動。Yahoo!のagile‐usabilityディスカッショングループの創設者、モデレーター、StickyMinds.com、IEEE Softwareのコラムニスト、認定スクラムトレーナーでもあり、2007年には、Agile AllianceのGordon Pask Awardを受賞している
川口恭伸[カワグチヤスノブ]
楽天株式会社アジャイルコーチ。金沢大学経済学部卒、北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科修了。その後14年間、株式会社QUICKに在籍し、プロダクト開発や社内向けツールの開発を行う。2011年よりアギレルゴコンサルティング株式会社を経て、2012年より現職。スクラムギャザリング東京、楽天テクノロジーカンファレンス実行委員
長尾高弘[ナガオタカヒロ]
1960年千葉県生まれ。東京大学教育学部卒。株式会社ロングテール社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。