内容説明
Java 8新機能のラムダ式や、Stream APIの特徴を、コンパクトに解説!考え方、API、設計、そして遅延評価や再帰を詳述。
目次
1章 Hello、ラムダ式!
2章 コレクションの使用
3章 文字列、コンパレータ、フィルタ
4章 ラムダ式で設計する
5章 外部リソースを扱う
6章 「遅延させる」ということ
7章 再帰の最適化
8章 ラムダ式で合成
9章 すべてをまとめて
付録
著者等紹介
スブラマニアン,ベンカット[スブラマニアン,ベンカット] [Subramaniam,Venkat]
受賞歴のある著者にしてAgile Developer Inc.の創業者。そしてUniversity of Houstonで講師を務める。様々な国際的なカンファレンスにおいて招待スピーカーを定期的に務め、Java Championの1人であり、JavaOne Rockstarアワードを複数回受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニョンブーチョッパー
5
★★★☆☆ 関数型でコーディングする機会があったので購入して再読。現在はまた関数型プログラミングと離れてしまっているので、後半の細かい話は流しめで。書き方にさえ慣れれば、強力な武器になるので使いこなせるようになりたい。また使う場面が来たら本書を参考にしたい。ただ、何でもかんでも関数型にしちゃうのは逆に良くないような気もしていて(使い慣れていないだけなのかもしれないけれど)使い所を見極めてということになりそう。2020/05/18
siro
2
最近、javaのプログラミングはしてなかったが、新機能を使ったら効率的に書けるかもしれないと思った。 しかしお手軽感で言えば、pythonやc#の方が上かな。2017/07/29
disktnk
2
Java8のラムダ式サポートにより、immutableで副作用のない実装という、流行りのプログラミングがようやくできるようになった。というわけで、ラムダ式の練習帳。本書内で使用されたラムダ式とメソッド参照のパターンが付録にあるので、あとで思い出す時も便利。遅延イテレーションによるメモ化は覚えておいて損はない。 掲載コードはimport文省略のため、static importのCollectors#toListなどは空気読む。p89のreaderがcloseしてない。他にも何点かの誤植あり。2015/01/12
ニョンブーチョッパー
1
★★★☆☆ よく見かけるコードが、どのような関数型スタイルに置き換わるのかを見比べるとかなり刺激的。見た目の「形」が大きく変わるので、一歩踏み出すには勇気が必要。2017/04/20
のぶ
1
Java8を標榜する本は沢山出てるけど、従来のJava本をラムダを使って焼き直しただけに見えるもの多かった中、がっぷりと関数型に取り組んだ本書が出てきたのは朗報です。古いJava脳の人を関数脳に洗脳すべく、力の入った本です。と褒めておきながら難点も指摘するのだけど、実例を1つ見せて「これをxxと呼びます」で済ませる書き方、概念を解説することには不熱心なようです。あと、関数型インタフェースの解説がないとかstreamのtakewhile的なものをどう実現するかを言及していないとか、不安要素は若干ありました。2016/11/08