内容説明
計算理論をＲｕｂｙでわかりやすく紹介！難しい数学の知識を利用せず、Ｒｕｂｙを使って実際にプログラムを作りながら解説。まつもとゆきひろ氏による「日本語版まえがき」を収録。
目次
Ｒｕｂｙひとめぐり
第１部 プログラムと機械（プログラムの意味；最も単純なコンピュータ；能力を高める；究極の機械）
第２部 計算と計算可能性（無からのプログラミング；至るところにある万能性；不可能なプログラム；おもちゃの国のプログラミング）
著者等紹介
スチュアート，トム［スチュアート，トム］ ［Ｓｔｕａｒｔ，Ｔｏｍ］
コンピュータサイエンティストでプログラマ、ロンドンを拠点とするデジタル製品コンサルタント会社Ｃｏｄｏｎの創業者。コンサルタント、メンター、トレーナー。ケンブリッジ大学ではコンパイラ最適化について講義したことがある。Ｒｕｂｙ Ｍａｎｏｒカンファレンスの共同運営者で、Ｌｏｎｄｏｎ Ｒｕｂｙ Ｕｓｅｒ Ｇｒｏｕｐのメンバーでもある
笹田耕一［ササダコウイチ］
プログラマ。博士（情報理工学）。情報理工学を学ぶために１３年ほど大学に居たが、今はＨｅｒｏｋｕ，Ｉｎｃ．にてＲｕｂｙインタプリタの開発に専念
笹井崇司［ササイタカシ］
ソフトウェアエンジニア。大阪大学大学院工学研究科情報システム工学専攻修了。現在、電機メーカーに勤務（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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HANA
6
よりコンピュータを知るために読んでみたけれど理解するのに結構時間がかかった。内容自体は凄く分かりやすく書いてあるんだけれどコンピュータサイエンスのことは少しでも知った状態で読むべきかも。それにしてもRubyの強力さには驚いた。2018/03/06
kinaba
2
Reviewed. プログラマ向けに、こういう、理論っぽい話と言えどもプログラムに具体的に書ける理論なんだから書いちゃった方が話が早いだろ、っていう形で解説してくれるアプローチなかなか面白いと思いました。2014/09/12
ゴミ人間
1
irbで自作言語が短いコードで表現できるあたりのRubyの表現力すごいなぁと思った。前半部は自作の形なし言語、真ん中に状態機械などの実装、後半部でラムダ計算をそれぞれirbで実装する。良い本だった。ちなみに会社から支給されたのでタダだった。2015/04/05
osa_k
1
プログラムなら割とわかるという人向けの、計算基礎論の解説書。意味論から始まってオートマトン、λ計算、チューリングマシンと一通りさらっていく。文章と数式による解説と、Rubyで書かれたサンプルコードによる解説が同時並行で進んでいくため、複雑な概念でも両者が補い合うことで、理解しやすくなっている。2015/03/26
Hiraku
0
ライスの定理も知らずにソフトウェアテストをしていたとは…色々目からうろこが落ちた感じ。これでもっと難しい本にもチャレンジできそう2015/07/03
