内容説明
本書は「ブラウザ」に関連する、インターネットで使用される様々なネットワーク技術をまとめたものです。WebSocketやHTTP/2.0やWebRTCのように最新ブラウザで簡単に動作する新しい技術から、そのような技術の土台となるTCPやUDPやトランスポート層についてまで幅広くカバーします。
目次
1部 ネットワークの基礎(レイテンシ・帯域幅入門;TCPの構成要素 ほか)
2部 ワイヤレスネットワークのパフォーマンス(ワイヤレスネットワーク入門;WiFi ほか)
3部 HTTP(HTTPの歴史;Webパフォーマンス入門 ほか)
4部 ブラウザAPIとプロトコル(ブラウザネットワーク入門;XMLHttpRequest ほか)
著者等紹介
グリゴリク,イリヤ[グリゴリク,イリヤ] [Grigorik,Ilya]
Webパフォーマンスエンジニアであり、Googleのデベロッパーアドボケート
和田祐一郎[ワダユウイチロウ]
株式会社プログラミングシステム社代表取締役。米アリゾナ大を2001年に卒業後、通信系エンジニア、Eコマースや大規模企業サイトの構築、医療系ベンチャー企業の新規ビジネス開発、大手Web解析ツールベンダー等を経て2010年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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vinlandmbit
21
図書館本。多くの領域で重要中の重要となっているブラウザ/HTTP関連のネットワーキングに関して、実践的な内容多く学び多い一冊でした。必要になったタイミングで再度読み返したい良書です。2023/04/12
komlow
4
様々なレイヤーにおけるパフォーマンスのボトルネック、チューニングの方法が書かれていて良かった2015/05/23
ますみ
2
アプリケーションのパフォーマンスを軸にTCP, TLS, Wifi, モバイルネットワーク, XHR, SSE, WebSocket, WebRTC, HTTP/2など幅広く基本的な事を押さえてくれる本だった。 それぞれを構造的に捉えて検証出来る様になれる本でした。何度か読み返してでも定着させたい内容でした。2015/02/21
Syohei YOSHIDA
0
ハイパフォーマンスとタイトルにあるがどちらかといえば基礎的なことが充実した書籍であった. HTTP, TLSの基礎, HTTP 2.0の基礎, パフォーマンス的に抱える問題点, HTTP2.0がなぜ必要かなどがわかりやすく書かれており, 大変勉強になった. HTTP2.0や TLS1.3に関する資料に理解大いに役立つと思う2017/10/07
Nakano Masanori
0
米国オライリーのフリー電子版で読んだ。なかなか勉強になった。2015/03/24
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