ＴＨＥ ＬＥＡＮ ＳＥＲＩＥＳ Ｒｕｎｎｉｎｇ Ｌｅａｎ―実践リーンスタートアップ

マウリャ，アッシュ【著】〈Ｍａｕｒｙａ，Ａｓｈ〉/角 征典【訳】/渡辺 千賀【解説】/リース，エリック【シリーズエディタ】〈Ｒｉｅｓ，Ｅｒｉｃ〉

オライリー・ジャパン（2012/12発売）

• サイズ A5判／ページ数 237p／高さ 21cm
• 商品コード 9784873115917
• NDC分類 673
• Cコード C3055

内容説明

顧客が必要とするＭＶＰを構築する方法、構築・計測・学習ループを高速化する方法、製品／市場フィットを達成する方法などについて、リーンキャンバスや顧客インタビューの手法を使いながら具体的に解説。ＳＥＲＩＥＳ第一弾。２０１２　Ｊｏｌｔ　Ａｗａｒｄｓ　Ｔｈｅ　Ｂｅｓｔ　Ｂｏｏｋｓ受賞。

目次

第１部　ロードマップ（メタ原則；Ｒｕｎｎｉｎｇ　Ｌｅａｎの実例）
第２部　プランＡを文書化する（リーンキャンバスの作成）
第３部　プランで最もリスクの高い部分を見つける（ビジネスモデルの優先順位；実験の準備）
第４部　プランを体系的にテストする（顧客インタビューの準備；課題インタビュー　ほか）

著者等紹介

マウリャ，アッシュ［マウリャ，アッシュ］［Ｍａｕｒｙａ，Ａｓｈ］
ＵＳＥＲｃｙｃｌｅの創業者。７年前に最初の会社をブートストラッピングして以来、５つの製品と１つのピアツーウェブアプリケーションフレームワークをローンチしている。テキサス州オースティンに妻と２人の子どもと一緒に住んでいる

角征典［カドマサノリ］
１９７８年山口県生まれのプログラマ

渡辺千賀［ワタナベチカ］
東京大学工学部卒後、スタンフォード大学にてＭＢＡを取得。三菱商事やマッキンゼー、ネオテニーを経て、シリコンバレーでコンサルティング会社Ｂｌｕｅｓｈｉｆｔ　Ｇｌｏｂａｌ　Ｐａｒｔｎｅｒｓを設立。社長として、技術関連事業での日米企業間アライアンスと先端技術に関する戦略立案を行っている。また、ＮＰＯ団体Ｊａｐａｎｅｓｅ　Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ　Ｐｒｏｆｅｓｓｉｏｎａｌｓ　Ａｓｓｏｃｉａｔｉｏｎを立ち上げるなど、シリコンバレーで活躍する日本人をサポートしている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よく読む]

これはいい本だ。本書の執筆にリーンスタートアップを用いており、その流れがとてもよい。リーンはソフトウェア開発だけではなく、何をするにも役立つ技術だ。一度読んだだけで身につかないので、私も本書を実践していきたい。私も何か本を書こうと思っていたころだったので、それにリーンスタートアップが使えるのは驚いた。本に顧客インタビュー、ランディングページ、反復的なリリース(pdf)など考えたことなかった。私も筆者のようにプロダクトを無名時代に一人で作ろう。リーンは継続的な正しい努力によって身につけられるスキルだと思う。

2017/05/10

[かっぱ]

読書中。リーンスタートアップという言葉から要は小さく産んで（大きく育てる）というだけくらいの内容だろうと思って読み始めたらこれは良書の予感。一気に読まずにステップごとに実行しながら読んでみようと思う。全体的に直訳的なです・ます調なのにリーンキャンバス（ビジネスモデルを1枚にまとめたもの）は”「やったるで」の姿勢で書きましょう”とあるのがまさにやったるでという気持ちになれて良かった。

2014/10/31

[ctakekun]

リーンキャンバス作成から検証まで、一通りのフローが書かれている。優先順位決めて、インタビューして、MVPをリリース、計測して、検証。新サービスや新機能のリリースでも同じようにサイクルを回していくことが大事そう。

2021/12/31

[HANA]

リーンスタートアップについて実際のサービスを元に進め方を学べる内容。作る側で経営にはそこまで興味はなかったけれど。これは作る内容を考え直させられたと共に事業にしていく難しさを感じた。とりあえず読んでみて良かった。

2017/07/18

[onaka]

読もうと思い読んでなかった。リーンスタートアップの実践書。エリックリースの『リーンスタートアップ』を下敷きにしているが、著者独自の工夫に説得力があって、実フィールドでちょっと試してみたい気になる。けどその前に、もう少し自分の中で咀嚼してみる必要はあるな。著者のバックグラウンドから、B2CかつIT系サービスを事例に説明しているが、他の領域での事例も少し欲しかった。とかとか言いたいことはあるが、基本良書。オススメ！

2015/02/04