出版社内容情報
McAfeeの前副社長で、現SaaS部門CTOである著者が、ITセキュリティ産業に長年携ってきた経験を元につづった本。ウイルスやフィッシングから、クラウドや仮想化まで、コンピュータに対するさまざまな攻撃の手口を記し、攻撃への対抗策を考察する。本来攻撃を防ぎ、対策を講じるはずの「ITセキュリティ産業」の人たちが、結果的にかえってユーザを危険にさらしていることや、ユーザが正しい防御策と信じている事柄の危険性を指摘し、ITセキュリティの真の姿を明らかにする。
内容説明
McAfeeの前副社長で、現SaaS部門CTOである著者が、ITセキュリティ産業に長年携ってきた経験を元につづった本。ウイルスやフィッシングから、クラウドや仮想化まで、コンピュータに対するさまざまな攻撃の手口を記し、攻撃への対抗策を考察する。本来攻撃を防ぎ、対策を講じるはずの「ITセキュリティ産業」の人たちが、結果的にかえってユーザを危険にさらしていることや、ユーザが正しい防御策と信じている事柄の危険性を指摘し、ITセキュリティの真の姿を明らかにする。
目次
壊れたセキュリティ業界
セキュリティへの関心は低い
「自分だけは安全」ということはない
「おいしい」コンピュータ犯罪
セキュリティソフトウェアは役立つのか
Microsoftは脅威ではない
Googleは邪悪?
アンチウイルスソフトウェアが(十分には)役立たない理由
アンチウイルスソフトウェアが遅い理由
インターネットにつないだら4分で感染する?〔ほか〕
著者等紹介
ビエガ,ジョン[ビエガ,ジョン][Viega,John]
McAfeeのSoftware‐as‐a‐Service部門の現最高技術責任者(CTO)であり、McAfeeの前副社長、および前チーフセキュリティアーキテクト。現在、FortifyやBit9など、複数のセキュリティ企業でアドバイザーを務めている。数多くのセキュリティソフトウェアの責任者であり、また、有名なメーリングリスト管理ソフトMailmanの作者でもある。IEEEやIETFにおいては幅広い範囲の標準化作業に携わり、米国の国立標準技術研究所(米国商務省)により標準化された暗号アルゴリズムGCM(Galois/CounterMode)を共同で開発した
葛野弘樹[クズノヒロキ]
1982年生まれ。岩手県立大学ソフトウェア情報学部卒、奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士前期課程修了。セコム株式会社IS研究所研究員。専門はコンピュータ、ネットワークセキュリティ。学生時代は侵入検知システムにおける攻撃検出手法、Peer‐to‐Peerとエージェントによるネットワーク観測手法の研究を行う。現在は、警備システムのネットワークおよび仮想化技術・大規模ストレージのセキュリティに関する研究開発に従事
夏目大[ナツメダイ]
1966年大阪府生まれ。翻訳家。翻訳学校「フェロー・アカデミー」講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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