内容説明
ソフトウェア開発で不可欠なデバッグですが、知識と経験が求められるため熟練プログラマのなかにもデバッグが苦手という開発者は少なくありません。洗練されたデバッガを利用できても、デバッガのどの機能がどの場面で有効かを見極めるのは簡単ではないからです。本書では、Linux/Unixプラットフォームでもっとも広く使われているGDB、DDD、Eclipseという3つのツールを取り上げ、各ツールに独自のデバッグテクニックはもちろん、コードに含まれるエラーを見つけ出して修正するプロセスを改善するための総合的な戦略についても解説します。翻訳版ではVisual C++でのデバッグ手法についても加筆しました。
目次
1章 初心者にもプロにも役立つ予備知識
2章 調査のために実行を止める
3章 変数を調査・設定する
4章 プログラムがクラッシュしたら
5章 多重実行環境でのデバッグ
6章 特別な話題
7章 他のツール
8章 他の言語にGDB、DDD、Eclipseを用いる
付録A Visual C++を用いたデバッグ
著者等紹介
マトロフ,ノーマン[マトロフ,ノーマン][Matloff,Norman]
カリフォルニア大学デービス校の教授。専門はコンピュータサイエンス。人気のあるパブリックドメインのソフトウェアの作者であり、オンラインチュートリアルの著者でもある
サルツマン,ピーター[サルツマン,ピーター][Salzman,Peter]
カリフォルニア大学デービス校で理論物理学の学位を取得。デービスのLinuxユーザーズグループを設立。人気のあるいくつかのオンラインHOWTOを保守管理している
相川愛三[アイカワアイゾウ]
某大学情報工学専攻博士課程を修了し、某企業の研究所に勤務中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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