Theory in practice
アート・オブ・アジャイルデベロップメント―組織を成功に導くエクストリームプログラミング

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  • サイズ B5判/ページ数 437p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784873113951
  • NDC分類 007.64
  • Cコード C3055

内容説明

アジャイル開発は人のなせる技である。アジャイル開発を極めるためには、その時々で無数の可能性を評価して最善の方策を選択することを学ぶ必要がある。本書は、あなたがアジャイル開発の「道」を極める手助けをしたい。本書では、アジャイル開発の実践方法の1つであるXPを中心に解説する。XPの概要と導入について解説し、XPによるアジャイル開発をチームに導入することを目指す。さらにXPのプラクティスについて詳述する。なぜうまくいくのか、うまくいかないのか、繰り返し実践することでXPが身につき、XPの指針を深く理解できるだろう。最後に、さらなるアジャイルの理解へのアドバイスを示すことで、実践を超えたところにある価値と原則を深く理解することを目指す。アジャイル開発のすべてをまとめた本書は、プログラマはもちろん、テスター、プロジェクトマネージャ、アーキテクト、ビジネスアナリスト、インタラクションデザイナ、顧客などアジャイルに関心のあるすべての人におくる一冊である。

目次

1 アジャイルを始めよう(なぜアジャイルなのか?;アジャイルになる方法;XPを理解する ほか)
2 XPを実践する(考えること;協力すること;リリースすること ほか)
3 アジャイルを極める(価値と原則;プロセスを改善する;人を信頼する ほか)

著者等紹介

ショア,ジェームズ[ショア,ジェームズ][Shore,James]
アジャイルマニフェストへの10番目の署名メンバー。アジャイルと言われ出す前から大小さまざまなアジャイルチームをコーチしてきた。アジャイル開発に関する議論に広がりと深さをもたらしてきた。2005年、アジャイルプラクティスへの貢献に対する最高の賞、Gordon Pask Awardを受賞。国際的にも認められており、現在はアジャイル開発に取り組んでいる企業のコンサルタントをしている。また、ブログにおいて、アジャイル開発に関する記事を書いており、とても注目を集めている

ウォーデン,シェイン[ウォーデン,シェイン][Warden,Shane]
O’Reilly Networkのテクニカルエディタ。専門はプログラミング、Linux、オープンソース開発

木下史彦[キノシタフミヒコ]
現場リーダー兼プログラマ兼マネージャ兼営業。株式会社永和システムマネジメントサービスプロバイディング事業部所属。日本XPユーザーグループスタッフ。1998年、同志社大学工学部卒業後、独立系SIベンダにてSEとしての勤務を経て、2006年より現職。「誠実なシステム開発」をモットーに、開発の現場でアジャイル開発を実践

平鍋健児[ヒラナベケンジ]
株式会社チェンジビジョン代表取締役社長。株式会社永和システムマネジメント副社長。1989年東京大学工学部卒業後、3次元CAD、リアルタイムシステム、UMLエディタJUDEなどの開発を経て、オブジェクト指向技術、アジャイル型開発を実践する「見える化」コンサルタント。Agile2008では、日本にアジャイル開発を啓蒙した功績を認められ、Gordon Pask Awardを2008年に日本人で初受賞した

笹井崇司[ササイタカシ]
ソフトウェアエンジニア。1996年、大阪大学大学院工学研究科情報システム工学専攻修了、現在、家電メーカに勤務。音声インターフェイス応用、静止画/動画共有サービス開発、Bluetooth標準化などを経て、モバイル機器の商品開発に従事。モバイルネットワーク、UI、翻訳に興味を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hideoku

1
アジャイルというより、XPのプラクティスについて。ひとつひとつのプラクティスを深掘りしているので実践に向けて考えさせられる、参考になる内容が多い。必要に応じて都度参照したい本。2012/09/02

Junichi Shimizu

0
アジャイル開発についてのイメージはなんとなく持っていたが、いざ現場でウォーターフォール型開発と比べたりしようとすると何も語れない。経験がないといってしまえばそれまでだが、アジャイルの基本的な考え方に触れてみたかった。感想としては、この本自体を読破するのは苦痛でしかなかった。それにはいろんな理由があるが、アジャイルを否定するということではなく、構成自体が冗長であると感じた。何度も同じような表現が繰り返されている気がした。時間がなければパートⅢを読むだけでも、プロジェクトへの取り組み方の一助にはなると思う。2017/02/16

kuma-kichi

0
アジャイルプラクティスというよりXPのプラクティスについての解説本です。各プラクティスについて網羅的にかかれてあるので、読むというより開発するときに常に手元においてぱらぱらめくるのがよいかと思います。アジャイル開発でなくても参考になるプラクティスがありますので参考になります。2012/11/04

まるち

0
ざっくり読んだ.前半は対話形式でストーリーが進んでいくので読み易かった.アジャイルサムライも読んでみたいと思った.2012/03/16

blackmilk

0
読了。アジャイルプラクティスの次の本として読んだが良かったと思う。イテレーションの理解がより深まった。ベロシティ、完全Doneなど言わんとしている事を理解できたので、現場にも取り入れていきたいと思う。今後も要所要所読み返して、活用していきたい。2011/06/23

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