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JavaからRubyへ―マネージャのための実践移行ガイド

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  • サイズ A5判/ページ数 196p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784873113203
  • NDC分類 007.64
  • Cコード C3055

内容説明

本書は「JavaからRubyへ」の移行を実践するためのガイドです。現在Javaでソフトウェアを開発している組織、すなわちメインストリームのソフトウェア開発組織が、Ruby導入のリスクとメリットについて検討するための材料をビジネスの視点から幅広く提供する「実用書」です。情報の収集や分析でのポイントの押さえ方、パイロットプロジェクトの作戦、Javaで構築された既存システムとの統合戦略、Ruby開発要員の採用や育成など、Rubyに限らず、組織レベルでの新興テクノロジ導入にあたって考慮すべき事項をひと通りカバーしています。あわせて具体的な事例や実践者へのインタビューも多数掲載。Javaで開発を行っている組織のマネージャ、マネージャへRubyの導入を提案したい開発者、必読の一冊です。

目次

1章 はじめに
2章 苦痛
3章 評価の確立
4章 パイロット
5章 孤島にて
6章 橋
7章 普及
8章 リスク
9章 参考文献

著者等紹介

テイト,ブルース・A.[テイト,ブルースA.][Tate,Bruce A.]
テキサス州Austinでコンサルタントとして活動中。2001年にJ2Life、LLCを設立。Javaフレームワークと軽量開発メソッドに特化したコンサルタントを行っており、顧客にはFedEx、BEAなどが名を連ねる。現在は、カンファレンスやJavaユーザグループのセミナーのスピーカとして全米各地を飛びまわっているが、かつてはデータベース、オブジェクト指向基礎開発を行っていた経験を持ち、Java技術者としてIBMに13年間在籍していた。IBMを離職後、Pervado SystemsというAustinにあるスタートアップ企業にてクライアントサービスの立ち上げに参加、その後、Javaパフォーマンスツールのベンダ、IronGridのCTOを務めた

角谷信太郎[カクタニシンタロウ]
テスト駆動開発者。日本Rubyの会理事。株式会社永和システムマネジメントサービスプロバイディング事業部所属プログラマ。1998年、立命館大学法学部卒業後、独立系SIベンダにてSEとしての勤務を経て、2003年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hideoku

2
大量の技術者、ノウハウ、フレームワーク、実績に囲まれたJavaからいかにしてRubyへ移行するか。キーワードは生産性。Rubyにかかわらず動的言語の導入検討材料が提供されており、今後参考にしたい。あと、Javaのデメリットもたくさん挙げられており、これもまた参考になった。2012/06/04

benjoe

1
Java以外にもそろそろ覚えたいなーと思ったこともあり読んでみました。 生産性と学習コストの低さを切り口にしてRubyを押すような内容でしたが 「技術評価」的観点の本って類書も見ないしそういう意味で面白い本でした。2017/11/10

kwy8791

1
表面的にはJavaをdisってRubyを称揚する本なんだけど、実は、新技術を導入する際に、責任者として確認しておくべき項目、担当者が新技術を導入させたいときに上司を説得する勘所、企画部門が「イノベーションのジレンマ」に陥らないためのチェックリスト、として読むとおもしろい。言語disとして読んでも、disる対象は、その言語であって、それを使っている開発者ではない。「きちんとしたJavaは、きちんとしたRuby開発者になれます」と明言してる。読んでよかった。この分野にしては古い本だからとスルーしなくてよかった2011/01/30

ハンギ

0
2007年出版。原著は2006年出版のようだ。JavaからRubyへ、いかに乗り換えるか、ノウハウが書いてある。「トロイの木馬」作戦のように表向きJavaのプロジェクトだけど、中身はRubyを採用すべし、なんてものもある。やはり背に腹は代えられないのだろうか。また新しい言語に乗り換える時は会社やプロジェクトの中の反対派と交渉したり、上司やクライアントとの交渉も大事らしい。思ったより政治的な感覚が必要なんですね。時には言語同士を競わせて、優れた方を採用することもやるそうで。無駄だと思われがちですが。2013/07/24

k2jp

0
Java が大企業(エンタープライズ)のニーズに肥育され複雑化した現実を直視し、Java 盲信ではなく Ruby の方が向いている(効率が良い)ケース(中小)も多いと説く。日本だと課長・部長クラスの視点をカバーした本か。今となってはやや情報が古いが、プログラマーや新人がアーキテクトやコンサルの視点を学ぶ…あるいは、Java の失敗から学ぶという観点から読むと面白いかも2011/08/27

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