アンビエント・ファインダビリティ―ウェブ、検索、そしてコミュニケーションをめぐる旅

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  • サイズ A5判/ページ数 241p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784873112831
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C3055

内容説明

本書は情報アーキテクチャの第一人者である著者が、「見つけること」に関する技術の歴史、情報に関する先人の研究、ネット上の新しい動き(ロングテール、タギングなど)、自身の個人的な体験をもとに、「ファインダビリティ」とは何か、ネットワークが「アンビエント」になりつつある世界で、われわれはどこへ向かっているのか、を考察する意欲的な書籍です。ウェブの制作、ビジネスに関わる方に新しい視点を提供します。

目次

1章 遺失物取扱所
2章 経路探索小史
3章 情報とのインタラクション
4章 錯綜する世界
5章 プッシュとプル
6章 ソシオセマンティックウェブ
7章 啓示による意思決定

著者等紹介

モービル,ピーター[モービル,ピーター][Morville,Peter]
情報アーキテクチャという新興分野の創始者の1人。そして、ユーザーエクスペリエンスを規定する上でファインダビリティが果たす重要な役割を訴える非常に熱心な主唱者としても活躍している。また、情報アーキテクチャに関するベストセラーとなった書籍『Web情報アーキテクチャ』の共著者であり、この本はAmazonにおいて「Best Internet Book of 1998」に選ばれ、またユーザビリティの第一人者であるJakob Nielsenより「ウェブデザインに関する最も有益な書籍」との評価を受けた。その業績や思想は、ビジネスウィーク、エコノミスト、ウォールストリートジャーナル、MSNBC、フォーチュンなどを始めとする数多くの出版物で取り上げられている

浅野紀予[アサノノリヨ]
メディアプローブ株式会社インフォメーションアーキテクト。メインフレーム系アプリケーション開発、ネットワークOSおよびグループウェア製品の技術サポートエンジニア、ポータルサイト「Lycos」および「Infoseek」でのコミュニティ担当プロデューサーなどの経験を基に、様々な分野に渡るウェブサイトの構築を手がける。Information Architecture Institute(IAI)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Reo

1
なんとなくしかわかんなかった。著者はよく本を読んでいて引用が多彩な感じだった。2015/03/28

nashcft

1
アイデア本って言ったらいいのか、プラクティカルなものを期待しているならば読むべきではない。今回は全体を眺めるにとどめたけど、アクティブな読書をしたら得られるものは多いだろうと思う。Webデザイナー向けなのだろうけど、ユーザ側としても読んでおいて損はないかも?2013/09/16

ryo511

1
「探索」という営みがどのように行われるのか考察した本。スマートフォンの例がTreoだったりと時代を感じる部分もあるが、情報を探すことの困難さは現在でも変わりない。「こうすべき」という原則を書いている本ではないので、すぐに役立つわけではないが、情報設計のベースとなる問題意識を芽生えさせてくれる。B+2013/02/16

taxon

1
使いやすい仕組みを作っても、それが見つけられなかったら活用されることはない。googleの検索は、見つけやすいから使われる。図書館は質の高い情報が眠っているのに見つけにくいから使われにくい。2012/11/15

hroko

1
2012年現在、やや古い感じはしますが、Webサイトの検索を中心に、技術的にできること、それが実現したら問題になりそうなことを、技術的な視点だけでなく、社会的な視点からも、分かりやすく説明した「読み物」です。もう少し、参考文献や関連情報をまとめてくれたら良かったのですが、そこはこの本のトピックスである「検索」で対応してみるというのが、理解を深める読み方なのかもしれません。興味深く、楽しめました。2012/07/24

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