内容説明
本書は情報アーキテクチャの第一人者である著者が、「見つけること」に関する技術の歴史、情報に関する先人の研究、ネット上の新しい動き(ロングテール、タギングなど)、自身の個人的な体験をもとに、「ファインダビリティ」とは何か、ネットワークが「アンビエント」になりつつある世界で、われわれはどこへ向かっているのか、を考察する意欲的な書籍です。ウェブの制作、ビジネスに関わる方に新しい視点を提供します。
目次
1章 遺失物取扱所
2章 経路探索小史
3章 情報とのインタラクション
4章 錯綜する世界
5章 プッシュとプル
6章 ソシオセマンティックウェブ
7章 啓示による意思決定
著者等紹介
モービル,ピーター[モービル,ピーター][Morville,Peter]
情報アーキテクチャという新興分野の創始者の1人。そして、ユーザーエクスペリエンスを規定する上でファインダビリティが果たす重要な役割を訴える非常に熱心な主唱者としても活躍している。また、情報アーキテクチャに関するベストセラーとなった書籍『Web情報アーキテクチャ』の共著者であり、この本はAmazonにおいて「Best Internet Book of 1998」に選ばれ、またユーザビリティの第一人者であるJakob Nielsenより「ウェブデザインに関する最も有益な書籍」との評価を受けた。その業績や思想は、ビジネスウィーク、エコノミスト、ウォールストリートジャーナル、MSNBC、フォーチュンなどを始めとする数多くの出版物で取り上げられている
浅野紀予[アサノノリヨ]
メディアプローブ株式会社インフォメーションアーキテクト。メインフレーム系アプリケーション開発、ネットワークOSおよびグループウェア製品の技術サポートエンジニア、ポータルサイト「Lycos」および「Infoseek」でのコミュニティ担当プロデューサーなどの経験を基に、様々な分野に渡るウェブサイトの構築を手がける。Information Architecture Institute(IAI)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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