目次
1章 脳の構造
2章 視覚
3章 注意
4章 聴覚と言語
5章 感覚どうしの関係
6章 運動
7章 推論
8章 構造を知る
9章 記憶
10章 他者との関係
著者等紹介
スタッフォード,トム[スタッフォード,トム][Stafford,Tom]
シェフィールド大学心理学科で博士号を取得。研究活動以外に、フリーランスの立場で、BBCのドキュメンタリー番組のための調査にも携わっている
ウェッブ,マット[ウェッブ,マット][Webb,Matt]
エンジニア、デザイナー。BBSの「Radio&Music Interactiveチーム」の研究開発活動に関わる一方、ソーシャルソフトウェア(グループでのコミュニケーションをサポートするソフトウェア)の開発にもフリーランスとして参加している。過去には、オンライントーイやIMボット(オンラインロボット)の開発に関わった経験も持ち、フィクションのWebサイトも運営していたが、現在は少々「ハッカー的」なWebスクリプトの作成や、自身のブログ“Interconnected”に力を入れている
夏目大[ナツメダイ]
1966年大阪府生まれ。翻訳家、ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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eirianda
13
人間は目に入ったもの、耳から聞こえたものに知らないうちに左右され、人間社会でいかにうまく切り抜けるか、人の表情読むこと、人の真似をすることに、能力を伸ばしてきた。論理的であろうとしても曖昧さは常につきまとう不完全な脳。そして、曖昧であるがゆえに、時に救われたりするのだ。この数年、ネガティブな小説を読んでいるわたしなど、性根が腐っているかもしれない。でも大丈夫。「自分はステレオタイプには当てはまらない」と自分に言い聞かせるだけで良いらしい! 人生安泰ですな。2018/10/08
Ryo
2
数々の実験から炙り出される脳の特性。脳は進化の過程で生存効率とエネルギー効率、そして認知機能を最大化して生成されたかなり特殊な認知機械だ。我々はその脳を使ってしか世界を認知出来ない。その特性を知る事で、知らない時よりもより多くの果実を得られるだろう。人が意識して指を動かす時、意識の400ミリ秒前に脳は指を動かす支持を出す。果たして我々が脳を動かしているのか、脳が我々を動かしているのか。謎は尽きないが、人間とはそういうものだと理解し、対処する事は出来る。頭に叩き込みたいけど、構成が完全に教科書なのよねぇ…2017/12/31
h0nt0
2
オライリーだけど、特にソースコードは載ってない (^O^) 2012/07/21
向山 彰彦
1
10年くらい前に買って放置していたもの。人間の脳の特徴を様々な錯覚を利用して読みとく。ほぼ大学科学の教科書。重い。飛ばし見だけど興味深い。右脳と左脳の違いも体感できる。何度か読みたい。2020/03/04
いきもの
1
図やweb上の動画などを見て脳科学・認知心理学な実験的体験をする本。オライリーにもリンク集がある(http://www.oreilly.co.jp/books/4873112710/links.html)。でもリンク切れが多すぎて旬が過ぎてしまった本だということを痛感。2011/01/23