内容説明
シェルスクリプトの作成には言語自体だけでなくそれぞれのツールに対する理解も求められます。つまり、あるツールが何のためのものであり、それを単体あるいは他のプログラムと組み合わせて利用するにはどのようにすればよいかということを理解しなければなりません。本書は、Unixシステムへの理解を深めながら、シェルスクリプトの基礎から応用までを幅広く解説します。標準化されたシェルを通じてUnix(LinuxやFreeBSD、Mac OSXなどあらゆるUnix互換OSを含む)の各種ツールを組み合わせ、目的の処理を実現するための方法を詳しく学ぶことができます。
目次
イントロダクション
さあ始めよう
文字列の検索と置換
文字列処理ツール
パイプラインの魔法
変数、条件分岐、繰り返し
入出力、ファイル、コマンドの評価
実践的なスクリプトの例
ファイル操作
移植性と独自の拡張
シェルスクリプトとセキュリティ
著者等紹介
ロビンス,アーノルド[ロビンス,アーノルド][Robbins,Arnold]
生まれも育ちもアトランタのプログラマー兼テクニカルライターです。1997年末ごろから、イスラエルで暮らしています。84年からBourneシェルの拡張に取り組み、その後もKornシェルやbashを使ったシェルスクリプトの作成に熱中してきました。1987年からawkのGNUバージョンであるgawkの開発に関わっており、POSIX 1003.2ワーキンググループでawkに関するPOSIX標準の策定に尽力しました。現在はgawkとそのドキュメントのメンテナンスを行っています
ベーブ,ネルソン・H.F.[ベーブ,ネルソンH.F.][Beebe,Nelson H.F.]
ユタ大学で数学の研究教授を務めています。彼のバックグラウンドは化学、物理、数学、計算機科学や計算資源の管理など多岐にわたります。多くのプログラミング言語やawk、浮動小数点演算、ソフトウェアの移植性、科学技術分野向けソフトウェアやコンピュータグラフィックスなどにも造詣が深く、Unixの草創期から電子出版の実現に取り組んできました
日向あおい[ヒュウガアオイ]
プログラマー。神奈川県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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