内容説明
世界を変えたコンピュータを作ったのは20代の若者たちだった。スティーブ・ジョブズとMacintosh開発チームの情熱、試行錯誤、葛藤、喜び、そして挫折のすべてを描くリアルストーリー。本文オールカラー!!Apple秘蔵、初公開の図版資料も多数掲載。
目次
最高の友達になるよ
そのうち分かるさ
私がBurrellを発明した
Scrooge McDuck
口ひげがポイントだ
Good Earth
ブラックウェンズデイ
現実歪曲空間
Texaco Towers
ニブル〔ほか〕
著者等紹介
ハーツフェルド,アンディ[ハーツフェルド,アンディ][Hertzfeld,Andy]
1981年2月Macintosh開発チームに加わり、User Interface Toolboxと多くのデスクアクセサリのプログラムを含む、システムソフトウェアの主要な開発者の一人になる。1984年3月にAppleを離れ、Radius(1986年)、General Magic(1990年)、Eazel(1999年)の3つの会社を共同設立する。最近のプロジェクトは、共同で物語を記述するためのウェブベースのソフトウェアの開発である
柴田文彦[シバタフミヒコ]
大学在学中にApple IIに感化され、パソコンに目覚める。以後、様々な雑誌でMacintosh関連の技術解説の記事を多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ysfttg
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みんな頭いいなあ2015/03/22
工作魂
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スティーブ・ジョブス亡き後、もう一度読み返してみたい本。 昨今発売される本は、所詮は外から見たイメージという感じがするが、この本は、当時の関係者の声(もちろんどこまで正しいかどうかは今となっては分からないけれど)を聞くことができ、よりリアルに感じさせてくれる。
noritsugu
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フォントが小さめ2008/11/11
裏竹秋
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隠れた良書。文字のちひささが難点。全篇カラーのしかくい豪華な造本。書き手はMacの開発者で、Macintosh開発の裏話がてんこもり。当時の競争相手のIBMも出てきて、時代がわかる。ジョブズいはく、ビル・ゲイツがMacをパクってWinodwsができたさう。
neotoro
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GoogleだのFacebookだのAmazonだのにしても、やっぱりビジネス的な野望とどこか「世界と愚民をコントロールしたい」という傲慢さが(内情は知らんのがだ)どこかある感じがするんだけど、ここで語られるオリジナルMacの開発に溢れる未来と希望と夢への若者の情熱は「なんて美しい話なんだろう」と胸が震えるものがある。結果出来上がったのは2500ドルもする「ヤッピーの使えない玩具兼インテリア」と呼ばれるような中途半端な代物なんだけど、それでも。なんて素敵な(パソコン普及黎明期の)青春物語なんだろうか。2020/01/07