内容説明
SpringはオープンソースのJava/J2EEアプリケーションフレームワーク。肥大化し、重くて使いづらくなってしまったJ2EEを軽く使いやすくしようと開発されたものです。Webアプリケーションがスピーディーに、そして簡単に開発できるようになります。またテストも容易で、開発効率が飛躍的に向上することから、EJBの複雑さ、重さに辟易していた開発者に福音をもたらす画期的な軽量フレームワークとして、多くの人々から熱い支持を受けています。本書では説明に従って手を動かしながら実際にWebアプリケーションのサンプルを構築することにより、Springの概念、使い方が理解でき、結果として、Springのすばらしさを体感できます。最後まで読めば、すっかりSpringの魅力から逃れられなくなっているはずです。
目次
1章 始めてみよう
2章 ユーザインタフェースの構築
3章 他のクライアントの統合
4章 JDBCの使用
5章 O/R永続性
6章 サービスとAOP
7章 トランザクションとセキュリティ
8章 メッセージングとリモーティング
9章 リッチクライアントの構築
著者等紹介
テイト,ブルース・A.[テイト,ブルースA.][Tate,Bruce A.]
2001年にJava永続性フレームワークと軽量開発手法を専門とするコンサルティング会社、J2Life社を設立。顧客は、FedEx、Great West Life、TheServerSide、BEAなど。全国の大会やJavaユーザグループで講演も行う。独立するまでの13年間は、IBMでデータベース、オブジェクト指向、Javaなどを手がけた
ゲットランド,ジャスティン[ゲットランド,ジャスティン][Gehtland,Justin]
1992年からプログラマ、インストラクタ、スピーカー、評論家。ネットワークを長年得意分野とし、最近は特にCOM+、ASP/ASP.NET、およびJSPなどを手がけることが多い。今はThe Server Side.NETでアジャイルに関する連載記事を書き、DevelopMentorで教えている。自分の会社Relevanceではコンサルタントを務める
佐藤直生[サトウナオキ]
1974年生まれ。1999年、日本オラクル株式会社に入社。現在はJ2EEやWebサービスに関するテクノロジ・エバンジェリストとして活動中
木下哲也[キノシタテツヤ]
1967年、川崎市生まれ。早稲田大学理工学部卒業。1991年、松下電器産業株式会社に入社。全文検索技術とその技術を利用したWebアプリケーション、VoIPによるネットワークシステムなどの研究開発に従事。2000年に退社し、オーストラリアのブリスベンに移住。移住後は、主にIT関連の技術書の翻訳、監訳に従事
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