内容説明
本書では、ノートパソコン用の拡張バッテリ、ＰＣ用水冷システム、侵入検知装置の作成など実用的なものから、自動車用の潜望鏡、ビルディング全体をディスプレイにするなどの奇想天外なものまで、ハードウェアハッキングをステップバイステップ方式で解説。電子工作初心者のためには、ハンダ付けや半導体の基本的な情報なども掲載した。日本語版では、米国国内の事情をベースにした原書に日本国内の情報源を追加している。
目次
１部 ハッキング、ツール、テクニックの基礎編（ノートパソコン用携帯電源を作る；Ｍａｃｉｎｔｏｓｈの中に水族館を作る；８０２．１１ｂアンテナをハッキングする；ＰＣ水冷システムを作る；ファービー（その他のおしゃべり玩具）をハッキングする
自動車用ビデオ潜望鏡をハッキングする）
２部 ハッキング、ツール、テクニックの上級編（デジタルビデオレコーダの作り方；ビルサイズディスプレイをハッキングする；ブース侵入検知装置を作る ほか）
３部 付録（作図ソフトウェア；通信；使いやすいマイクロコントローラ基板；電源；リソース）
著者等紹介
フラム，スコット［フラム，スコット］［Ｆｕｌｌａｍ，Ｓｃｏｔｔ］
１０歳の時のＲａｄｉｏ Ｓｈａｃｋ １００ ｉｎ １エレクトロニクスセットを使ったハッキング以来、ずっとハードウェアハッキングを続けている。ＭＩＴにおける２つの学位のハッキングを経て、玩具、デジタルカメラ、ＰＤＡ、ロボットの設計と制作の仕事に携わった。１５以上の米国特許と国際特許を持っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のぶ
1
オライりーはソフト系の書籍が多い（し私が世話になるのも主にその分野な）のですが、雑誌か書籍かよくわからない「make」シリーズを中心に金物くさいDIY的活動推進本も細々と頑張ってるようです（日本で言えば誠文堂新光社みたいなポジションかな）。本書では、昔のMacを水槽にしてみたり、アンテナを自作してみたり、と、機械好きビンボー青少年っぽい活動をいろいろとガイドしてくれてます。少し古いのと自分に時間がないのとで、その通りに作ってみるまでのパワーはないけど、けっこう目を輝かせて読んでいた元少年の私でありました。2012/04/01
